エゾシカ放浪記

北海道在住のアラサー男子のブログです。北海道内をぶらぶらしたり、思いついたことを縷々語ります。

【レポ】「行方不明展IN 札幌」に行ってきました!

こんにちは!エゾシカです!!🫎

今回は、全国各地で開催され、その独特な内容で話題を呼んでいる展示会、「行方不明展」が札幌で開かれることとなりましたので、そちらのちょっとした現地レポをしていきます!!

いつものゆる~く、ほんわかした旅の記録とは違い、おどろおどろしく、薄気味悪~く感じるものも多いかもしれません・・・💦

突然、「わぁ~~!!」と驚かせる画像を貼ることはありませんが、苦手な方は気を付けていただくか今回は読まなくても大丈夫です😊

また、展示品のすべてを載せるわけではありませんが、一部抜粋して掲載しますので、ネタバレが嫌な方も同様です🙏

・・・これを読んだ後の夜のおトイレ・・・・・・・・・お気をつけください😈

それでは、お付き合いいただける方は、今回もどうぞよろしくお願いいたします🙇

 

 

「行方不明展」とは

昨今、一部層では、媒体に関わらず“モキュメンタリーホラー”というジャンルの作品が人気となっています。

“モキュメンタリーホラー”とは、一見ドキュメンタリーを観ているかのような信ぴょう性の高いホラー作品のジャンルです。

例えば、YouTube発の小説で、映画化もされた覆面作家「雨穴」氏による「変な家」もこの一種ですし、


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こちらもYouTubeチャンネルで、新作が公開される度に話題を呼び、視聴者による考察合戦が行われる「フェイクドキュメンタリーQもドストライクにこのジャンルです。

 


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そして、今回訪れる「行方不明展」もそんな“モキュメンタリーホラー”の展示会です☺️

ホラー作家である「梨」氏、ホラーエンターテイメント事業を手掛ける「株式会社闇」、そして、「TXQ FICTION」シリーズや「このテープもってないですか」などを制作したテレビプロデューサー「大森時生」氏(テレビ東京)という、この界隈では一目置かれる面々が企画したイベントとなっています。

 

実は僕もこの“モキュメンタリーホラー”が好き界隈の人げ・・・、エゾシカ🫎でして、餃子🥟の次くらいに大好物です😍

ですので、この「行方不明展」に行ってみたい!!と強く強く思っておりました!!

ところが、本州の方でしかなかなか開催されず、

🫎「ちぇっ、また北海道は無視か」

と破れかぶれになり、荒れた生活をしておりましたが←

この度!札幌で開催されることとなりました!!🎊👏👏👏

やった~!!🙌🙌

 

「行方不明展」の開催に合わせ、特別番組がテレビで放送されました。 


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YouTubeでも公開されており、いつでも観ることが出来ます。

見ていただけた方はわかると思いますが、不気味な空気感が漂うお話で、それでいてすごくリアルに感じられるものだったかと思います😨

それではそんな「行方不明展」に行ってみましょう!!

 

いざ、「行方不明展」へ

時は1031日。

世間がハロウィン🎃に浮かれる中、僕は「行方不明展」へ。

場所は、「サッポロファクトリーホール」です。

この「行方不明展」の文字、かっこいいですよね~。

各文字も一部分が“行方不明”になってて、その歪さがどことなく不安な気持ちにさせる感じ・・・・・。

 

さて、会場に入り、チケットの引換スペースに入りましたが、 

ひえっ 

早速、豪速球投げてきました😱

おびただしい数の貼り紙、行方不明の痕跡の数々です。

このリアルな質感、汚れ、構成・・・・・・トリハダが立ちます。

中に入っていくと、「行方不明展」の説明文が。

『本展の目的は』、行方不明という現象が『「実際に起こるとしたら、ひとはどのように振舞うのか」』を表現することにあります

 

なるほど🤔

ここでの展示は、あくまで過去にこういう行方不明の事件がありました――というものではなく、行方不明が生じた際のその周辺事情にスポットを当てたものになるんですね。

あと、これは強く主張しておきますが、これは“モキュメンタリーホラー”の展示。

本展で紹介される展示は、全てフィクションによるものだということをお忘れのないよう☝️

 

さて、「行方不明展」は、4つのコーナーに分かれています。

 

・身元不明~「ひと」の行方不明

まず、一つめのコーナーは、「身元不明~「ひと」の行方不明」です。 


こちらでは、行方不明者の周辺事情(家族や親族、友人など)に目を向けることで、その行方不明がどういった意図のものかを探っていきます。

例えば、この貼り紙。

とある高校生の行方を探す貼り紙です。

PHS、財布を家に置いたまま、置き手紙を遺していなくなっているところを見るに自分の意志で行方不明になっているのか。

また、伏字になっていてわからないのですが、「行方不明の1週間前から××××が強くなっており、物陰などに隠れて怯えることもしばしばあった」となっております。

・・・・・・なんで伏字になっているんでしょう?😰

・・・・・・何が起きたんでしょう?

言いようのない怖さがあります。

そんな怖さに拍車をかけるのがこちらの解説文。


 
「当時の周辺住民は、写真の人物に全く覚えがありませんでした」

へっ・・・?😳

それって、どういう・・・・・・。

わざわざ自分が居住していない住宅街にまで出向いて、ビラを貼り出すくらい必死だったろうに・・・・・・。

 

別の展示ではこんなものが。

はい、もう怖い😱

おびただしい数の携帯電話が無造作に置かれているところに狂気を感じます・・・・・・。

「電話が(行方が分からない妻に)繋がらないのは、携帯が壊れているからだと思って、別の携帯を試したらいつか会えるかもしれないと思って、色んな機械を集めて何度も何度も試してみたけど、でも、もういい」

行方不明の妻を必死に探す心情は分かりますが、ここまでたくさんの携帯を用意するのは執拗すぎる感じが・・・・・・😒

そして、最後の心変わりはもう諦めたということなんでしょうか?

それとも・・・?🤔 

こちらは再び、人を探す貼り紙。

どうやら息子を探す貼り紙のようですが、「あなたが反省することを許可します」、「今であればまだ放免」、『「匿っている友人/縁者がいた」ら「即時の法的措置」 』、「言い訳はもう聞かない」という強い言葉の数々が・・・・・・😰

 

ここまでの展示を見て感じるのは、行方不明者を捜す家族にどこか狂気を感じさせる部分があることです。

そして・・・、行方不明者はそんな家族から逃げたくて、いなくなったようにも思えます。

自らの意志による行方不明。

去られた者には悲劇ですが、去った者には前向きな一歩だったのでしょうか・・・。

 

その他、このコーナーにはこういった展示も。 

どちらも子を捜す貼り紙ですが、そんな愛すべき子の記憶を失いかけている?ように思えます。

名前も年齢も、どれだけ自分が彼らを愛していたのか忘れかけているようです・・・・・・😥

一体何があったのでしょう?

これらが、「身元不明~「ひと」の行方不明」の展示でした。

ちなみにここの文章で気になるのは最後の方。


 
「(行方不明者にあたる)これらの人物は、すべて戸籍上で確認できなかった」、「(彼らは)元からこの世界に存在した存在した形跡がなく、~(略)~、単なる妄想/フィクションとして結論づけられた

 

☝️すごく怖いこと書いていると思いません?

フィクションとして片付けるより他に合理的な解決がないため、フィクションとして片付けた。

つまり、これらの行方不明が本当にあったものとも解する余地があるわけです。

フィクションだからと安心していたら、それが現実のものだと突きつけられる時の恐怖感。

檻の外から見ていたつもりが、自分も檻の中にいた感覚。

これが“モキュメンタリーホラー”の醍醐味の一つですね😅怖いですけど。

 

・所在不明~「場所」の行方不明


続いて、2つめのコーナー、
「所在不明~「場所」の行方不明」です。

ここでは、行方不明になった人々は、“どこ”へ行ってしまったのか。

そして“どこ”から来たのか。

場所に焦点を当てた展示があります。 

生活感あふれる台所。

これは一体何かというと、

「行方不明」について調べることがライフワークであった男性(彼も結局、行方不明者となる)の家の一部を再現したものです。

このヘッドホンからは、その男性が遺したボイスメッセージを聞くことができます。

音響のリアルさ、奥で聞こえた蛇口を捻る音、そして、自分の目の前にある光景。

あぁ、この男性は、僕と全く同じ場所に立ってたのだろうな・・・と感じます😨

ボイスメッセージの内容は、行方不明を望む男性が、覚悟を決めたことを仲間内に報告し、謝罪するものでした。

寂しさと辛さ、そして恐怖をより五感で訴えかけるような展示でした。

(ボイスメッセージの奥で、男性とは別の“ナニカ”の挙動を感じ取ったのは僕の勘違いでしょうか・・・)


お次は、ある男性が幼少期に見ていた「夢の中でのみ行くことのできた異界駅」の地図とのことです。

しかし、この男性、この夢以外の幼少期の記憶がないとのこと😳

そんなことがあるのか・・・?

こちらの貼り紙は、とある大学の掲示板に無断で何度も貼られたもので、この世界には存在しない景色なのに既視感を感じる人が多く存在するという不思議な写真が載せられています。

先の夢の中でしか知らない場所といい、既視感を持つ景色といい、もしかしたら忘れているだけで、実はその場所・景色を見たことがあるのかもしれませんね・・・🤔 

また、動画と共に展示されているものもありました。

じゃーん😲

堆く積もった土砂の山。

これは動画の中で訪れた廃墟の一室にあった土砂の山を再現したものです。

そこの廃墟では、「行方不明」を志向する人々が集まり、何らかの活動をしていたみたいです・・・。

ん?このロープは何でしょう?

ちなみに動画の中では、廃墟の一室の中でフラフープが吊るされているんですが、一瞬だけその円環の中に別の世界が広がっているように見えました🫨

お?

ひえっ😱 

以上が、「所在不明~「場所」の行方不明」でした。

ここのコーナーを見た結果、思うことは、我々がいるこの世界とは“別の世界”があるかもしれないということ。

この展示会で紹介されている行方不明者は、その“別の世界”に旅立ってしまったのかもしれません・・・。

 

・出所不明~「もの」の行方不明

この展示会も折り返し。

お次は、「出所不明~「もの」の行方不明」というコーナーです。


もうすでにこの世にいない人の遺した「もの」、そして、持ち主が不明の「もの」を中心に展示しております。

ボロボロのナップサックとその中にあったコピー用紙。

これらは、とある山中に遺棄されていたものですが、妻と心中をしようと企てていたが、先に妻が行方不明になってしまった夫が遺したもののようです。

夫は妻が消えたいとこぼしていたため、自らと同様に自殺願望があったものと思っていましたが、妻はそういうわけではなかったようです。

おそらく“別の世界”を志向していたのでしょう。

妻が行方不明になってからは、妻のLINEのアカウント等が消え、人々の記憶からも妻の存在が消えてしまっているようです。 

こちらは、とある地域の複数の住宅に投函されていたハガキの一つです。

内容は、行方不明になった息子の捜索を依頼する内容でありますが、近所の方々はその息子の存在を知らず、しつこく居場所を尋ねる投函者に胡乱な眼差しを向けている模様。

そして、彼女自身、その息子の記憶について薄れかけている様子も読み取れます。

 

そういえばですが、「身元不明~「ひと」の行方不明」で紹介した展示の中にも、行方不明者についての記憶がなくなりかけていたものがありましたよね😲

“別の世界”に行くことができたら、元の世界では、その者は存在しなかったことになるのでしょうか・・・。

 

ただ、この展示会では、行方不明の失敗の痕跡を見ることもできます。

うさぎのぬいぐるみとお茶、そして書き置き。


こちらは、とある樹海の木にお供えのように置かれていたもののようです。

書き置きには、

「もういちど扉を見せてください

前はおじけづいてしまいましたが、今度こそちゃんと入ります。」

と書かれております。 


そして、こちらもとある樹海で撮られた写真ですが、木製の立て看板が無断で立てられていたようです。

“志願者”に向けたもののようで、“それ”はいなくなりたいと願った者の前にごく稀に現れる。

“それ”を受け容れればここからいなくなれるが、拒否してしまうと二度とは現れない可能性が高いとのこと。

「私のように選択を誤らないでください」という表現から察するに、この看板を立てた人は拒否してしまったのでしょうかーーー

以上が、「出所不明~「もの」の行方不明」でした。

ここで、これまでに観測された行方不明の共通点をおさらいします。

  行方不明を強く願う人の前に、ごく稀に起きる現象。

  それを受け容れれば“別の世界”へ行ける。

  行方不明になった人に関する周囲の記憶や痕跡は、段階的に失われていく。

  転移した先の世界に、元の世界の記憶や文脈は引き継がれない。

これらを踏まえ、最後のコーナーへ参りましょう。

 

・真偽不明~「記憶」の行方不明


“別の世界”へ辿り着いてしまった行方不明者。

元の世界の記憶を忘れた行方不明者たちは、どういった末路を辿っていったのでしょうか。

まず、最初の展示品は熊のぬいぐるみなんですが、 

ゾゾッ😱

この窮屈なスペースに押し込められています。

とある女性の生家から見つけられたぬいぐるみですが、「それと遊んだ記憶ごと押し込んだ」かのように、壁と棚の間に押し込められていたそう・・・。

その女性は、“別の世界”からぬいぐるみを持って“こちらの世界”にやってきたのでしょうか・・・・・・?

過去の思い出をすべて忘却しながら・・・・・・。

こちらは、とある掲示板での書き込み。

書き込み主は記憶喪失であり、自分の素性を明らかにする物は一切所持していなかった模様。

ただ一つ手掛かりが残っているのは、パーカーのポケットにあった「きっと後悔しないから安心して」というメモ書き。

自分の筆跡のようですが、こんなもの書いた記憶はないようです。

 

こんな風に行方不明になりたいと願い、その願いを果たせた者がいる中、必ずしも彼ら全員が、その“別の世界”に馴染めたわけではありません。

こちらはとある駅に貼られた貼り紙ですが、記憶喪失となった方で、自分がいったい何者なのかを知りたい様子。


そして、こちらも記憶を失った方の手記ですが、家族や友人、自分の素性をすべて忘れてしまった今の境遇に強い喪失感を抱いているようです
😔

「こんな世界でなければ、僕はもっとうまくやれたのでしょうか」

これが、「今いる世界から消え去りたい」、そう願い、そして叶えた者の末路だとしたら、なんと皮肉な話なんでしょうか。

 

そして、この展示会、最後の展示品はこちらになります。


「現在、ここに展示していたと思われる展示物は散逸しています」

この展示物を生み出した人は、“別の世界”からこちらにやってきて、そしてまた、“さらに別の世界”に行ってしまったのでしょうか・・・。

 

総括

というわけで、「行方不明展IN札幌」でした!!

かなり長~いレポートになってしまいました💦

とっても面白いイベントで、こうやってブログを書いている最中にも色々気付きがあります。

拙いレポートだったと思いますが、ちょっとでも、この面白さを伝えられていたらいいなぁ~・・・・・・😅

ちなみにこの「行方不明展IN札幌」ですが、当初は1124日までの会期でしたが、好評につき、開催期間が1221日まで延長となっております!!

今回このブログで紹介した展示品はごくごく一部です。

興味のある方は公式サイトを確認してみてください!!👇

www.tv-hokkaido.co.jp

というわけで、今回はここまで

次回もどうぞお付き合いください🙇

それでは👋

 

(追伸)

イベント参加後、お隣の「サッポロファクトリー」へ。 

実はここにも一つだけ展示があります。 

場所は巨大なクリスマスツリーがあるアトリウム。

ezo-shika.hatenablog.jp

 

ここの中にあるお店で美味しいランチをいただいたんですが・・・、


 
伝票ホルダーが、めっちゃ「行方不明展」の展示物っぽい。

僕って、まだ「行方不明展」の中にいます・・・?😨

ここって、“どこの世界”ですか?