エゾシカ放浪記

北海道在住のアラサー男子のブログです。北海道内をぶらぶらしたり、思いついたことを縷々語ります。

【北斗①】北の大地の最先端〜“怪談ジジイ”襲来!〜

こんにちは!エゾシカです!!🫎

今回は、とある目的がありまして、道南は北斗市に訪れました!!

その目的とは、『「あるお方」に会うため』です。

誰でしょう・・・?誰のことかな~・・・?

・・・怖いなぁ~、怖いなぁ~😱

 

北斗市

北斗市は、渡島振興局に属する街で、函館市七飯町などと隣接する街です。

Google earth から引用

北斗市も様々な観光スポットや特色がある街ですが、特に有名なのは、「現時点(令和6年8月現在)で」北海道新幹線の最北端の停車駅、新函館北斗駅があることでしょう!!🚅💨

北海道新幹線は、札幌までの延伸計画があるところですが、諸事情からなかなか工事が進んでいないらしく、開通予定時期が延期されました。

そうなりますと、「新函館北斗駅」は、まだまだしばらく最先端の駅となりそうですね。

 

今回は、冒頭でも書いた通り、「あるお方」が北斗市でイベントを開催したので、それに参加するため、その「あるお方」にお会いするために北斗市に訪れました!!💪

スケジュールの関係で、あまり北斗市自体の観光はできなかったのですが💦今回の旅も楽しかったので、お付き合いいただければと思います🙇

 

“怪談ジジイ”襲来!

今回、僕が参加したイベントは、MYSTERY NIGHT TOUR 2024 稲川淳二の怪談ナイト~怪談喜寿~」です!!

そう、「あるお方」とは、怪談師、稲川淳二です!!

説明するまでもないと思いますが、稲川さんは日本を代表する怪談師で、「怖いなぁ~、怖いなぁ~」などのフレーズがお馴染みです😄

今回のイベントは、稲川さんの喜寿(77歳)を記念した全国ツアーであり、そのうちの1回、北海道での公演を北斗市で行ったものです。

 

僕はもともと、オカルト系の話が好きで、稲川さんが話す怪談話ももちろん好きでした💕

そんなある時、ラジオを聞いていたら、ラジオCMで「“怪談ジジイ”が北斗にやってくる(意訳)」という煽り文句が聞こえてきたので、「それなら、エゾシカもやってくる」と容易く乗せられちゃいました😆

(ちなみに“怪談ジジイ”の呼称は、公式の宣伝で使われていたものです。エゾシカが勝手に悪口で言っているわけじゃないですからね!!💦)

こういうイベントに参加するのは初めてなので、ワクワクが止まりません!!

エゾシカ、アラサー、真夏の大冒険~納涼怪談編~」の始まりです!!👻💀🫳🫎💦

 

北斗へ

「怪談ナイト」が行われた8月2日(金)、エゾシカは本業を午前中でお茶を濁して、テキパキと終わらせて、午後から北斗へ車で向かうことにしました🚗💨

時間的には、ゆとりがありそうなので高速道路を使わず、主に国道5号線などを走っていきました。

八雲のパーキングスペースで、噴火湾を背景に

長万部や八雲などを通ります。ここら辺の国道5号線って個人的に新鮮な感じがして好きなんですよね~🫎よく通る小樽や余市倶知安あたりの5号線よりも、5割り増しくらいで巨大なトラックが走っている気がするんですよね~。

それと、長万部以南の車は函館ナンバーになるので、いきなり函館ナンバーの車が増えるのが面白いです☺️県境の越境に憧れを持つ北海道民としては、別の管区に入ってナンバープレート的マイノリティになった時に越境感を感じます。

 

さて、そんなこんなで走っていくと、北斗市に着きました!!🏁

 

いきなり、北斗市のアイドル、ずーしーほっきーが歓迎してくれています。

「ほきー」って言いながら、突然、四つん這いになるみたいです。

なんて、キ・・・かわいいんでしょう。
 

さて、今回の北斗旅、「エゾシカ放浪記」では初ですが、ホテルを手配しております。

というわけで、早速そのホテルにチェックインします!!🫡

今回宿泊するホテルは、東横イン 新函館北斗駅南口店」です!!

店名を聞いてわかる通り、このホテルは、北海道新幹線新函館北斗駅の真ん前という素晴らしい立地にあります✨(さっきの「ずーしーほっきー」の真向かいです。)

フロントに入りますと、カウンターの前に機械があり、従業員と話さずともそこでチェックインやチェックアウトができるようになっていました。

僕は普段、旅先では、車中泊やキャンプで一晩を過ごすので、ホテルに久しく行ってないこともあり、技術の進歩に驚きました🤔

あ、エゾシカは昭和生まれじゃないです、平成です、一応。

チェックインを済ませ、僕が通された部屋は10階にありました。

部屋はこんな感じ。


白を基調とした可愛らしさのある禁煙シングルルームです
😍

広くはないですが、1人で過ごす分には十分な広さです!

 

「怪談ナイト」へ

ドキドキの開演前

さぁ、そろそろ「怪談ナイト」へ向かいましょう!

今回のイベントが開かれる場所は、北斗市総合文化センター かなでーる」です。

なかなか、立派な建物でした

本日のお宿からは、少々距離がありまして、車で20~30分ほど中心部側へ走ったところにあります。

会場に着いてみると、まだ開場前だというのにたくさんの車が駐車場に停められていました!!😳帯広や北見のナンバープレートもありました。

さすが、日本を代表する怪談師、注目度が違います!!

さて、開場の時間になり、かなでーるの中に入ってみると、稲川さんのお出迎え。

 

そして、物販コーナーも設けられていて、長蛇の列でした😳

多分、この中には、稲川さんを全国津々浦々と追いかけ回すガチファンとかもいるんだろうなぁ~・・・。

 

戦利品①

戦利品②


さて、会場の中に入ると、残念ながら会場内の撮影は禁止でした
🌀

ステージのセットは、長椅子がひとつと無造作に開いた状態で置かれた和傘がひとつとシンプルなもの。不気味にライトアップされてます😱

僕の中のイメージ通りの怪談イベントって感じです😆

稲川淳二、登場!!

さぁ、今や遅しと、開演もとい“怪宴”を待っていると、始まりを告げるアナウンスが!!

そうすると、ステージが暗転し、おどろおどろしいBGMが流れてきました・・・・・!!!!

やだ・・・!怖い・・・・・・・・!!😱

しばし、流れ続けるBGM・・・・・!!

すると・・・・・・・・・・・・!!

 

 

稲川氏「どうも~~~!!!!🙋‍♂️(めっちゃ笑顔でめっちゃ手振りながら)」

 

・・・へっ?

めっちゃ朗らかな感じになってるんですけど。

あ、こっちにも手振ってきた、振り返すけども。

ってか、めっちゃ手振り続けてる👋OPの内の3分くらいは笑顔で手振り続けてますよ。

 

いやぁ~びっくりしました、怖い雰囲気作りがされている中だったので、その雰囲気のまま進むのかと思ってました。

かなり年下の僕が言うのも変かもしれませんが、稲川さんのめっちゃ人たらしだよねという和かなあのお顔。

ちょっと、拍子抜けしました😅

 

さて、稲川さんが長椅子につき、いよいよ怪談が始まるか・・・!?と思っていると、漫談が始まりました。

また、エゾシカ驚いちゃった🫎ツノが生え変わりそうです。

そして、また驚きなのが、その漫談が面白いんですよね。

そう言われてみれば、稲川さんは今でこそ怪談師で有名ですけど、元はお笑い芸人?だったんですよね~?

そりゃ、怪談に限らず話芸のプロですよね~。

「この会場にいる人にしか言わないよ」っと、色々なお話をしてくれました🤫

鉄板並みのオブラートに包んで言うと、地元の悪口とか艶っぽい話とか😅

怪談開始

さて、「私は一体何のイベントに来たんだっけ?」と、ふと疑問が湧いてきた頃。

自然な流れで稲川さんの怪談が始まりました。

あまりに自然な流れ。会場内の雰囲気も変わった気がしました・・・😨

稲川さん独特のあの訥々とした語り口。まるで近所の老爺の何気ない昔話を聞いているような感覚。恐ろしい話を聞いているはずなのに、その優しげな語り口が、こちらの警戒を解かせて、怪談をするりと耳に入れさせるんですよね。

そうやって油断させたところで、話に転調を起こす。

先ほどまでの優しい語り口から、ピッチを上げて迫り来るように語る、いや、まくし立てると言うべきか。自然、聴く者もその世界観に釣り込まれて、他人の怪談を聞いているつもりが、自分のものとして追体験しているような感覚に陥らせるんです。

そして、クライマックスに至った時、その恐怖が全身を貫く・・・。

一つ目の怪談から、プロの話芸をこれでもかと見せつけられました・・・😲

しかも、一つ目の怪談が終わってからは、間髪入れず次々と怪談を披露してきます。こうなってしまえば、テンポはもうあっちのものです。肝を冷やしっぱなしですよ。

 

今思うと、このイベントの構成も稲川さんの怪談と同じだったなと思います。

最初はぬるい、というか穏やかな語り口で始まり、その空気感に観客が慣れたところで、一気にギアを入れていく。そうすると、恐怖感がより一層のものになる。

そういう計算のもとで、このイベントも稲川さんの怪談も作られているんでしょうね。

 

さて、稲川さんの怪談は続きますが、こんな一幕がありました。

稲川さんの一つのエピソードが終わると毎度、BGMが鳴って暗転し、そのBGMが終わると、次のエピソードを話すという流れだったこのイベント。

ここで生じるのが、「エピソードが終わるときに拍手をするべきか問題」です。

大体、ミュージシャンのライブとかでは、拍手を送るタイミングって比較的わかりやすいと思うんですよ。

ただ、怪談ライブとなると、怖い話を聞いているので、気分的にあまり拍手を送りにくいところがあるんですよね😅あと、話の余韻的にも拍手したら邪魔にならないかな?って考えてしまいましてね~💦

会場内も拍手をする方は、まばらでした。

ただ1人、ずっと拍手を送り続けている方がいらっしゃったんですよね。

すると、稲川さんが、

「いやぁ~、さっきからずっと拍手を送ってくれている方がいますが、こんなに嬉しいことはないですよ~😁

とのお言葉が!

そして、よほど嬉しかったのか、稲川さん、ひとつ小話をサービスしてくれました!!🎉

その話とは・・・・・・・・ピンクジョークです。

喜寿の稲川さん、今日も元気です!!🤣

 

まぁ、とりあえず、今後怪談イベントに初めて行くという方は、少なくとも稲川さんは大変嬉しがっていましたので、素直にすごいと思った話には拍手を送ってもOKだと思います!!

心霊写真コーナー

ひとしきり怪談が終わると、心霊写真のコーナーが始まりました!👻📸

ここからは、稲川さんの客をも巻き込んだ軽妙なトークと共に進行していきます。

なんかここのイベントで出てきた心霊写真は、テレビの特集で出るような写真と、なんというか質感が違う感じがしました。

「“生”感」というんですかね?言葉に表すのが難しいんですが🤔

それがいわゆる“本物”か“ニセモノ”かはわかりませんが、妙にリアル感のある写真の宝庫でした😱

心霊写真のコーナーで一番怖かった写真は、アパートの一室でカメラ目線でポーズを決めている女性2人の後ろにはっきりと女性の姿が・・・!!という写真でした。

それを紹介する際、稲川さん言ってました。

 

「今、アパートで一人暮らしをされている方。自分の部屋で写真を撮ってごらんなさい。あなたはもう1人じゃない!」

 

・・・・・やめてよぉ~~~~!!!!😭😭😭

エゾシカ、ドンピシャなんですけど、ツラたん←古い

閉幕

そんなこんなでMYSTERY NIGHT TOUR 2024 稲川淳二の怪談ナイト~怪談喜寿~」が終了しました。

稲川さんのお言葉で、なんか一人旅の気がしなくなって心強いですよ←ヤケクソ

でも、非常にいいイベントでした!!👍

やはり、プロの語りは一度、生で聞いてみるべきですね!!

もし、また北海道で怪談イベントしてくれるなら、次も行ってみよかな~😊

さて、このあと、ディナーもいただいたんですが、ちょっと長くなってしまったので、そこからの話は次回にしたいと思います!!

それではまた!!

「夢の中で会おうほきー」