こんにちは!エゾシカです!!🫎
前回は、「標津町」を巡った1日目の旅を紹介しました!
(前回の記事はこちら)
今回は、「標津町」の2日目の旅、ガイドツアーに参加したり、絶品のランチをいただきました!!😆
それでは、キャンプ場での朝の模様からどうぞ!!
▶︎2日目朝
楽しかった昨日の記憶を夢にして、夜を越え目が覚めた2日目朝。
外の景色はこんな感じです。
昨日とは打ってかわって、太陽が顔を出してくれています🌞
今日は、森の中を歩いたりする予定なので、雨は降らなさそうで一安心😌
さて、朝飯にいたしましょう🍽️
昨日、気に入ったキャンプ場の突端で食べることにします。
今日の朝飯は、キャンプ場の近くのセブンイレブンで買ったパンとイタリアーノ🥐🇮🇹
海を眺めながら、パンを頬張り、イタリアーノ。
気分はパンツェッタ・ジローラモ。
時々、波飛沫が降りかかりますが、それもまた心地よかったりします☺️
さぁ、今日は、この後、早い時間から予定が決まっているので、朝飯を食べたらすぐ現地に向かいます🚗💨
というわけで、名残惜しいですが、早々にテントを片付けて、キャンプ場とはお別れをします👋
なかなか居心地の良いキャンプ場でした!
また、近くに来ることがあれば、利用したいな~☺️
▶︎「ポー川史跡自然公園」
キャンプ場を後にして、たどり着いたのは「ポー川史跡自然公園」です!
ここは、古代の人々の生活の様子がわかる「伊茶仁カリカリウス遺跡」や国指定天然記念物に選ばれている「標津湿原」を有する場所です。
公式HPによれば、「北海道開拓以前の文化的景観を体験・体感できる場所」とのことです!!
今回は、こんな素敵な場所を舞台に、遺跡や自然を楽しみながら学ぶガイドツアーに参加しました!!
○ビジターセンター
さて、公園の駐車場に着くと、ガイドさんたちが出迎えてくれました!
今回、案内してくれるガイドさんは、標津の自然・歴史・文化を知り尽くした男、Aさんとハンター歴40年以上のベテラン、Bさんのお二方。
大変心強い布陣です・・・!!
そんな頼もしいガイドさんたちによるツアーが始まりましたが、まずは「ビジターセンター」の見学から始まりました。
「ビジターセンター」では、この公園内の遺跡からの出土品や歴史・自然環境についてのパネルなどが展示されています。
早速、土器の数々が展示されています。
年代によって、土器の形状が変わっていくことは知っていましたが、これらの土器が全て、同じこの場所で出土しているっていうの9は面白いですよね~🤔
ずっと、この場所に人が住み続けているということですもんね~。
(ちなみにここで出土した最古の土器は、1万年前のものらしいです!!)
「伊茶仁カリカリウス遺跡」の特色は、竪穴式住居の跡が多数見られるところにあります。
というわけで、当時の暮らしを再現した模型がこちらです。
ガイドのAさんによると、冬場に当時と同じ工法で作った竪穴式住居に入ったことがあるとのこと。すると、焚き火のおかげもありますが、冬場なのに室内温度は20℃以上だったということです😳
なんて、快適なんでしょう☺️ちなみにエゾシカ、冬場の自室の室温は平均16℃です。暖房代ケチってます。縄文人以下のQOL。
また、ここの遺跡からは、縄文時代から海を越えた交易があったことを示す出土品があります。
この翡翠の勾玉も漆の加工品も北海道以外からもたらされたものということです。
そして、鉄も北海道では採ることができず、鉄製の加工品などは交易で手に入れるしかないので、非常に貴重なものだったとのことです。
そこで、Aさんが教えてくれたのですが、北海道の先住民族であるアイヌ民族の女性は、こんなものを後生大切に持っていたとのことです。
これは「チシポ」というものです。
実はこれ、木製の部分をスライドしてやると・・・
一つポケットが出てきます。
実はこの「チシポ」、刺繍用の針入れなんです!🪡
先ほども述べた通り、鉄は当時の北海道では非常に貴重なものだったため、その針をなくなさないように、「チシポ」に針を入れ肌身離さず持ち歩いたんですって🧐
上の羽織物は、現代になって、当時のものを再現したものですが、そんな貴重な針を使って大切な人のためにこの羽織物を作ったと考えたら、ジーンときちゃいますね🥹
ちなみにエゾシカは、自分の服でボタンが取れかかったら自分で縫い付けます。
そして、指に刺します。この時、独りを痛感します。
さぁ、太古のロマンに触れた後は、自然に触れましょう🫎
じゃん!!
野生動物アベンジャーズ、アッセンブル🫎🐻🦉🦢🐇
この野生動物の数々は、ここら辺一帯にいた野生動物たちの剥製です。
様々な種類がいますね~。
僕的にどうしても外せないのはこの子!!
すんげ~カメラ目線📸
ガイドのBさんがツーショット写真を撮ってくれました!!
この野生動物アベンジャーズの面々の中でも、特に迫力があるのはこの子。
「ヒグマ」です🐻
おっかね~よぉ~😱
顔も怖いんですが、この爪の鋭さよ。
こんなんで襲われたらひとたまりもありませんね~・・・🩸
そんな恐ろしいヒグマの剥製ですが、実はこのヒグマ・・・・・・
ガイドのBさんが仕留めたヒグマなんです!!
Bさん、すげぇ~~~~~!!!!!!😳
虫も殺せないような優しい顔をしていたBさんですが、相当の手練でした😅
ちなみにBさんが言うには、ヒグマを銃で撃つ時、素人考えでは頭部に向けて発砲すればいいと考えがちですが、ヒグマの頭部は非常に硬く、弾を弾くんですって😱
ですので、ヒグマを撃つには頭部ではなく、脇下などを狙い、そこから心臓を貫くのが上手いやり方だということです。
明日から使えるライフハックですね!!💡
さぁ、ビジターセンター内を一通り見て回った後は、いよいよ外に出ます!!
○「標津湿原」
ビジターセンターを出てしばらく歩くと、「標津湿原」が現れました!!
「標津湿原」の中を覗いてみると~・・・・・・
緑が豊か!!
そして、どこまでも広がる大地!!
その中に延びるこの木道もいい味を出していますね~👍
ちなみにこの看板を指差していますが、よ~く見ると、欠けたりして傷付いています。
これ、クマの仕業みたいです・・・😱
さっきのビジターセンターにいたようなヒグマも近くに・・・・・・😰
しばらく歩いていくと、いよいよ森が現れました🌲🌲🌲
すると、こんなものがぶら下がっています。
これ、言っちゃえば、ヒグマさんに対するインターホンとのことです。
「今から、不祥ダメ人間が通ります~。離れてくださいね~。」ってな意思表示です。
ここだけでなく、森の複数箇所に設置されています。
先頭を歩くAさんが鳴らしてくれましたが、静かな森の中を甲高い金属音が響く響く😳
ヒグマよりもエゾシカの方がびっくりしてしまいました。“ししおどし”よりもこちらの方が効果ありそう。
森の中を分け入っていくと、橋が現れました。
ここを流れているのは「ポー川」。ここの自然公園の名前にもなっているあの「ポー川」です。
事前に予約すれば、ここでカヌー体験をすることもできるみたいです!Aさん、Bさん曰く、鮭と同じように川上りをするみたいです😲
前日に「さくらの滝」で、躍動するサクラマスを見ているので、感化している自分がいましたが😅、今回はガイドツアーの方に参加してますので、遠慮しておきます🙇
気になる方はぜひ参加してみてください!!
○「カリカリウス遺跡」
さて、その後も森の中を歩いていくと、次は「カリカリウス遺跡」の登場です!!
なが~い階段の登場です。
さすが、ガイドのお二人は息一つ切らしません👏
一方、四半世紀以上若い僕は、古いエンジンオイルの車みたいな状態😩
日頃の運動不足を恨むエゾシカ。明日からはもう少し動こうと誓うのでした。(3時間後には忘れています)
さぁ、階段を登り切ると広場が現れました!
奥に建物が見えますね~
じゃ~ん!!
これが「カリカリウス遺跡」です!!
この地面に開いた窪地が、竪穴式住居の跡なんですって!
実際にここに家が建っていて、古代の人々の日常が確かにあったんですよね。
こんなにヒグマの痕跡が見受けられる場所でね~・・・。
そう思うと、古代の人々は命懸けで日々暮らしていたんだな~と再認識しますね。
ちなみにここでは、2000以上の竪穴住居跡が発見されていて、国内最大規模なんだとか😲
そして、復元された「竪穴式住居」です。
中に入ることはできず、すごく薄暗い室内ですが、黄緑の輝きが🟩
これ、「ヒカリゴケ」なんですって!
北海道で見られるところは限られてくるので、なかなか貴重なんだとか😃
その後も森の中を散策。
森の中も抜け、もうガイドツアーも終わりを迎える頃。
最初に落ち合った駐車場の近くまで来た時の話です。
Bさんが道の脇の写真の場所を指さして、言いました。
「これ、今朝までここにクマいましたね。」
すごく、楽しいガイドツアーでした!!ありがとう!!!!じゃあバイバイ👋!!!!(全速力)
・・・すみません、取り乱しました🙇
最後の最後で、ヒグマに怯えてしまいましたが💦本当に素晴らしいガイドツアーでした!!
ガイドのお二方のお話を聞きながら自然や歴史を感じることができたので、非常に印象深い旅になりました!!
今度、ここに来ることがあれば、カヌー体験をやってみようかな~😊
▶︎「まちの駅 標津サーモンプラザ」
標津町最後のスポットは、「まちの駅 標津サーモンプラザ」に訪れました!
ここは前日訪れた「標津サーモン科学館」の隣にある施設で、売店やレストランがあります!!
ってなわけで、ここでランチをいただいて、標津町の旅を締めくくりたいと思います🍽️
さて、店内にはいると、お昼時ということもあり満員です😳
ただ、僕が入ったタイミングで奥の個室が空いたみたいで、シングルの客なのに個室を案内してくれました、ありがとうございます🙏
僕が注文したのは、こちら!!
すみません、メニュー名を控えておくのを忘れていましたので、正式なメニュー名は分かりません💦
ただ、標津の特産品である「サケ」もその子の「イクラ」も「ホタテ」も入っている、標津の魅力が、ぎゅ~っと詰まった丼です!!
「標津丼」・・・と言ってもいいかと思います(僕が勝手に言っているだけなので、こういう名前ではないかもしれません😅)。
めちゃくちゃ絶品でした!!
色々、サケの生態や古代からの人々とのつながりを学んできましたが、「花より団子」!
やっぱ、サケは美味いなぁ~!!😋
ペロリといただきました!!
ごちそうさまでした!!🙏
▶︎総括
以上、「標津町」の旅でした!!
水族館に行ったり、ガイドツアーに参加したり、美味しいもの食べたり、人との会話を楽しんだり・・・。
すごく思い出に残る旅でした!!😄
もし、この記事をみて、「標津町」に興味を持った方がいましたら、ぜひ訪れてみてください!!
「サケ」があなたを待ってますよ🐟
それでは、また、次回の記事で!!🫎
バイバイ👋