エゾシカ放浪記

北海道在住のアラサー男子のブログです。北海道内をぶらぶらしたり、思いついたことを縷々語ります。

【江差①(美しい村 #8)】江戸を超えた街〜伝説の島へ〜

こんにちは!エゾシカです!!🫎

前回までは、5回に渡り、奥尻島での2泊3日のキャンプ旅の模様をお届けしました!!

(前回の記事はこちら

ezo-shika.hatenablog.jp

 

奥尻島旅の最初の記事はこちら

ezo-shika.hatenablog.jp

 

今回はその奥尻島からフェリーで帰港直後、「美しい村」の一つである江差町での旅をお見せします!!

 

江差名物に舌鼓

江差町」に着いたのは、夕方5時過ぎ。

お腹も空いたことですし、晩ご飯にしましょう!🍽️

 

今回訪れたのは、町の定食屋、「つるみ食堂」です!!

店内は食事時ということもあり、大盛況です👏

 


今回、ここでいただくのは、
江差町」の名物グルメである「ニシンそば」です!! 

ニシン漁で栄えた「江差町」ならではのグルメです🐟

甘めの汁に、ホロホロでありながらしっかりとした身のニシンが非常に絶品です!!😋

また、ニシンは骨が多い魚という印象でしたが、骨の処理をしっかりしてくれているおかげですごく食べやすかったです!!👍


 
当然のように完食です!!ごちそうさまでした!!🙏

esashi.town

 

風呂難民

さて、美味しいご飯もいただき、お風呂に入りましょう!!♨️

・・・といきたいところなんですが、問題発生🆘

調べた限り、江差町には4か所の入浴施設があるのですが、この日2か所は設備の工事の関係で休業中、1か所はすでに営業時間終了!!

残るもう1か所は、街中にあるのですが、どうやら駐車場がないらしく、車をどこかに停めて徒歩で行くにしても近場に停められそうなところはなし・・・。

困りましたエゾシカ・・・🫎

江差が干上がっているゾ!!!!😭


ということで、考えあぐねた結果、隣町の「上ノ国町」の
「花沢温泉」を訪れました!!

助かりました~😮‍💨地獄で仏に会いました。

 

この「花沢温泉」の最大の特徴は、その料金の安さ!!💰

大人1人200円です!!(2024年8月現在)

その代わり、シャンプー類の備え付けはありませんが、それにしても破格ですよね!!

浴室内は内風呂が2つあり、露天風呂もあります!!

この料金で露天風呂もあるのならば、なかなかの充実度に思えます👍

 

いいお風呂でした!!♨️ 

www.town.kaminokuni.lg.jp

 

道の駅で車中泊

さて、江差に戻り、車中泊

今日は、江差の道の駅、「道の駅えさし」で泊まります!

ちなみにこの道の駅は、全国の道の駅の中で最も小さいことで有名です。

なんだったら、隣の公衆トイレの方が大きいです😳

今回は営業時間中に訪れる予定はありませんが、どうやらここでも「美しい村」スタンプを押すことができるとのこと。

まぁ、8畳程度の狭い室内で店員さんに見守られながら、スタンプを押すのはあまり“あずましくない”かもしれませんが😅 

さて、朝を迎えた江差

穏やかな波が浜に流れています🌊

 

市街地にも比較的近いということもあってか、奥尻島に向かう前に泊まった「乙部町」の道の駅よりも、車中泊者は多めでしたね~。

 

他の車中泊の皆さんはこの後どこに行くんですかね~?

僕はこの後、また“島”に行きます

「いってらっしゃ〜い」

hokkaido-michinoeki.jp

 

伝説の島、「鴎島」

この日、僕が一番最初に向かったのは、「鴎島(かもめじま)」です!!

「鴎島」は、江差町の市街地と陸続きになった小島なんですが、いろんな伝説が残された不思議な島です。

その上、海水浴場やキャンプ場、グランピング施設も整備された大変興味深いスポットです!!

今朝はここをのんびり散歩してみようと思います🦌

 


まずは駐車場。

なかなかの広さです。

奥に2つほど見えている建物は、手前側が海水浴客用のトイレとシャワールームですが、奥側の建物は民家とのことです。

 

さて、「鴎島」に入ってすぐにエゾシカびっくりポイント🫎💦

海の中に鳥居があります⛩️

絵になるね~😗

これは、島の中にある厳島神社の鳥居とのこと。



 
そして、鳥居の奥には謎の奇岩が!!🪨


これは
「瓶子岩」というものらしいです。

これにも伝承があるらしく、とある姥が神様から渡された瓶子の中身を海にぶちまけたところ、そこからニシンが大量にやってくるようになったのだとか🐟🐟🐟

そして、その瓶子を逆さまにして海に放り込んでいたら、そのまま「瓶子岩」になったんですって。すごいですね。

ちなみに、「鴎島」の周辺の地域は、「姥神」という名前なんですが、その由来はこの姥から来ている・・・と、後に訪れた江差追分会館」の館員の方に教えてもらいました😊

こうやって、歴史とか伝承とかを調べてみると、意外なところにつながっていったりするから面白いですよね~。

 

では、散歩を続けましょう。

海沿いを行きます🦌 


桟橋や岩場がいい味を出してますね~。

島の上部に上がりました。ここはキャンプ場です🏕️

雲越しの太陽が美しいです。

 


これは
江差追分という江差発祥の民謡の復旧に貢献した功労者の二人を称えたものです。

上は江差出身の歌手「浜田喜一」氏の銅像、下は江差追分」に尺八伴奏を導入した「小路豊太郎」氏の記念碑です。

 


これは
「鴎島灯台です。

ちょこなんと佇んでいて、実に可愛らしい😍

ここら辺から見る夕陽は綺麗らしいです✨

 

奥に進むとまだまだ続きます。

これは積丹神威岬

どことなく積丹半島神威岬を思い出します😀

これは千畳敷という場所。

釣り人ですかね?下まで降りている人たちがいました。

 


これは
「弁慶の足跡」というところです。

2つ大きな穴があるのお気付きですか?

これは源義経と共に蝦夷地に逃げてきた弁慶がつけた足跡とのことです。

え?デカくない?😳

ウルトラマンレベルじゃないか?🤔

ちなみに北海道の至るところ、特に日本海側に義経・弁慶が蝦夷地に逃げて来たという義経伝説を裏付ける名所等が多くあります。

先ほども話題に出た積丹半島神威岬にも、その伝説をきっかけに女人禁制の門が設けられてましたよね。

 

積丹半島神威岬の女人禁制の門

ezo-shika.hatenablog.jp

 

果たして本当に義経たちは蝦夷地に逃げてきたんでしょうか?

考えると結構ワクワクする話ですよね!!😄



 
また、「鴎島」には江戸時代、砲台を置く台場が2つ作られていて、上の2か所はその跡地です。沿岸防衛のために作られたとのことで、昔から地理的にも重要な場所だったということがうかがえます。

 

江差の町を見下ろして


ということで、「鴎島」でした~!!
😄

全体を歩き回りましたが、2時間弱ぐらいかかりました💦

起伏もあり、なかなかいい運動になりますし、ロマン溢れる歴史や伝説に触れることもできて、楽しく散歩することができます👍

今度はここでキャンプをしながら、夕陽を眺めたりしたいですね~。

 

esashi.town

 

というわけで今回はここまでです!!

江差旅は次回に続きます!!

どうぞ次回もお付き合いください🙇

それでは👋

【奥尻⑤】気候が、人が、あたたかい島〜さようなら、思い出の場所〜

こんにちは!エゾシカです!!🫎

奥尻島での2泊3日の旅をお届けしているエゾシカブログ。

前回は森を散策したり、「球島山」からの絶景を眺めたり、セミに追われたりしました💦

(前回の記事はこちら

ezo-shika.hatenablog.jp

今回はそんな奥尻島旅の最終回、2日目のお風呂上がりからです!!

 

 

▶︎2日目

○今宵のキャンプ場へ

今回宿泊するのは、奥尻島北部の稲穂地区にある「賽の河原キャンプ場」です!!

ここは「賽の河原公園」に併設された形の無料のキャンプ場となっています🏕️

ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、賽の河原というのは、親よりも先に亡くなった子供たちが、その罰として延々石積みをさせられる場所を指します。

そんな名前からも察せられるところではありますが、この「賽の河原公園」道南屈指の霊場とも言われ、奥の方には地蔵尊積み上げられた石があります。

ちょっぴり、ソロキャンをするには怖い部分もありますが、キャンプ場として使いやすいというレビューもあったので、思い切って今回ここでキャンプをすることに決めました!!


「賽の河原キャンプ場」に着いてみると、時刻はもう黄昏時です。

設備面はしっかりとした印象で、トイレや炊事場も完備👍 

そして、「賽の河原キャンプ場」は岬の突端にあるので、灯台が見えます!

この灯台の光がいい塩梅で、邪魔に感じない程度の明るさで光をもたらしてくれるので、夜でも結構怖くないです😄

ただ、地蔵尊とかがある奥の方には、この時間に見に行くのはどうだろう・・・と思いましたので(こ、怖いわけじゃないからね!)、明日の朝、お参りに行きたいと思います。

さぁ、テント設営完了です!!⛺️

 

そんでもって今日の晩御飯ですが、実は目星をつけてたお店があったのですがまさかの臨時休業😱

色々考えた結果、またまたセイコーマートのお力をお借りすることにしました😅 


セイコーマート様々ですほんと。

おつまみも買っちゃいました。

 

この「賽の河原キャンプ場」、最初はどんなとこかな~・・・と不安に感じていたんですが、すごく使いやすいキャンプ場でした!

設備もしっかりしているし、灯台の光もあり、自動販売機もある。

僕以外にも泊まっているご夫婦もいらっしゃいました。

個人的には前日に泊まった「うにまるキャンプ場」より快適でしたね👍

海沿いなので風が強いかな~と思っていたんですが、この日は風も非常に優しい、というか無風に近くて穏やかな夜を過ごせました☺️

 

3日目

○穏やかに、そして背筋の伸びる朝

おはようございます☀️

5時過ぎ、太陽がゆっくりと光のモーニングコール。 

今日で奥尻旅は終わりです⤵️

寂しい、悲しい、名残惜しい😢

しかし、そんな僕を黙って優しく照らしてくれる太陽🌞

モテ男の素質がありますね、彼。 

さぁ、陽の光も気持ちいいですし、朝の散歩がてら、公園内を見ながら、昨日から気になってた地蔵尊にも行ってみましょう。

 

公園内の案内図はこんな感じ。地図が破れてしまって見えなくなっているところに歴史を感じます。

公園内の駐車場部分。結構、車を停められそうです🚗

美しい海。奥に見えるは、北海道本土のせたな町あたり?ですかね。


 
炊事場です。

そして、いよいよ地蔵尊へ。

奥の白い建物の奥にその景色が広がっています。

 

こんな感じになっております。

さっきまでは気持ちの良い朝の公園という風情でしたが、ここに来ると神聖な雰囲気に満ちています。

親よりも先に亡くなった子供を弔うためか、小さめなお地蔵さんも多数祀られています。

そして、その奥には多数の石の塔。

また、ここには北海道南西沖地震の慰霊碑も建っています。

前々日、奥尻島津波館」に訪れた際に稲穂地区で被災された方のお話をしましたが、この「賽の河原公園」がある場所はまさに稲穂地区。

ezo-shika.hatenablog.jp

恐ろしい被災体験がまさにここで起きていたのかと思うと、改めて身震いしてしまいます。

白い建物は神社の社のようなものになっていて、しっかり維持管理されているようです。

気持ちばかりのお賽銭と訪問者が自由に書くノートに署名をしました。

 

この奥尻旅、もちろん色んな景色を見たり、経験をしたりして非常に楽しい旅でしたが、学ぶことや考えることも多くて本当に有意義な旅でしたね。

 

・・・いけないいけない、早くもまとめに入ろうとしてしまった💦

公園内を色々見て回ったので、テントを片付けて朝ご飯としましょう!!

 

○「なべつる」を食す

今日の朝ご飯ですが、「賽の河原公園」には「北の岬さくらばな」というお食事処兼お土産屋さんがあります!

今朝はこちらでご飯をいただきます🍽️

店先には“THE 新鮮“


店内に入ると、明るい奥尻マダムがお出迎え
😄

なんでしょう、理想的な「離島のお母さん」って感じがして、思わずこちらも気安く喋っちゃいます🤭

そんな素敵なお店で食べる朝ご飯はこちらです!!

 

「なべつるカレー」です!!🍛

もはや、僕の奥尻島旅のレギュラーメンバーになりかけている「なべつる岩」の形にご飯を盛ったカレーライスです!! 

インパクトのあるビジュアルもさることながら、その具材も豪華🎉

エビやイカ、ホタテ、そしてアワビが丸ごと1個入っています!!

ここまで豪華なシーフードカレーは食べたことがありません!!

それでいて、味は素朴でノスタルジーを感じるカレー。

あのお母さんが作ったと思うと、さらに5割り増しで美味しく感じます👍

大変美味しかったです!!😋ごちそうさまでした!!🙏

 

www.okushiri-sakurabana.com

○海を見守る拠(よりどころ)

さて、「賽の河原公園」を出て、少し南下すると宮津地区に面白い建物がありました。

 

海に飛び出た岩山の上にお社があります。

あちらは宮津弁天宮」です!

海上安全や豊漁を祈願し建立された神社で、奥尻島内では最古の神社とのことです⛩️

ちょっと行ってみましょう

この広場の奥の階段を下り、また階段を登ると「弁天宮」です。


 
うおっほ。

これまたすごいビジュアルですね😳

また、僕の足腰が震えてきましたよ。

 

階段を下りながら、左右を見渡すとそれぞれで全く違う印象を受ける景色ですね~。

上は人の暮らしがある漁村みたいな感じですが、下は手付かずの秘境みたい😍

下りきった~・・・!!

しかし、この鳥居の不敵な佇まい😎

⛩️「お主はこの階段を登り切れるかな?」

挑まれてますね~。

やってやんよ!!💪🫎 

うん、やっぱしんどい。

でも、ここまで来たから頑張ろう。 

到着しました~!!🏁

やればできる子エゾシカです✨🫎

 

お参りしてみると、すごく趣がある建物なんですが、お社の中を覗いてみると蟻の行列が!!🐜🐜🐜

これぞ蟻の行列というようなすごい量の蟻が、一糸乱れぬ綺麗な隊列を組んで室内を縦断していて、こればかりはちょっと写真を撮るのもどうかな・・・という有様(アリ様)でした😅

「これは一体・・・?」という感じでしたが、奥尻島から帰った後に知ったんですが、どうやらこの「宮津弁天宮」の維持管理にある問題が起きているとのこと。 

「弁天宮」はこれまで町内会の方々が維持管理をしていたようですが、人口減・高齢化の問題で、思うような維持管理ができないんだとか。

そんなこともあり、この宮津弁天宮」の修復代のクラウドファンディングを行なっていたこともあるようです。

 

確かにあの階段の昇り降りは、まだ20代の僕でも息が切れる大変な道のりでした。

確かに少ない人数で、しかもご高齢の方々でここの管理をするのはかなり大変だよな~・・・と思います😓

島の有形文化財に指定されていますし、岩山の上に立つその姿は非常に魅力的ですので、どうか美しい形で残って欲しいなと願うばかりです。

 

奥尻最後の“昼”餐

宮津弁財天」を後にしたら、奥尻地区へ🚗💨

レンタカーを返却いたします🌀はぁ~もう終わっちゃうのか~・・・⤵️⤵️

「かもめトラベルレンタカー」へ。

本当にありがとうございました!!おかげで楽しい旅になりました!!

しかも、店主のご好意で「フェリーターミナル」まで車で送ってくれました!!🙌

本当にありがたいです・・・🥹 

「フェリーターミナル」に着きましたが、ここの2階にイタリアンがあるので、ここで奥尻島最後のお食事といきます!


 
Bella Vistaです!!

ここは実は昨晩、晩御飯で行こうとしたらお休みになってた場所です😅

なんとか行けてよかった~!!

窓沿いのテーブル席に案内されましたが、外を眺めると・・・


 
僕が乗るフェリーを眺められます🚢

いいですね~。

 

今回、僕が注文したのはパスタのセットで、

「アイスコーヒー」と、


 
「マリネのサラダ」と、

「魚介のペペロンチーノ」です。

いいでしょ~?シャレてるでしょ~?😄

「ペペロンチーノ」は、しっかりニンニクが効いてて魚介類の味を引き出す引き出す。

いいランチをいただきました😋ごちそうさまでした🙏

bellavista.link

 

○いよいよお別れ・・・

そろそろ奥尻島とお別れの時間です。

フェリーに乗船します。

乗船員の方が動き始めました。

いよいよ出港ですか・・・😢


 
それにしても充実した旅でした。

もちろん美しく暖かい自然環境、次々と現れる絶景、これらもすごく記憶に残るものでした。


 
でも、それ以上に印象に残っているのは、「奥尻の人々の温かさ」です。

僕なんかは、外部からやってきた観光客、嫌な言い方をすれば「よそ者」です。

しかし、島の皆さんはそんな僕にも明るく優しく接してくれました。

一人旅だというのに、こんなに人と喋った旅はなかったなと思います。


 
奥尻島津波館」での学芸員の方が言ってました。

『「北海道南西沖地震」で全国の方からたくさんの支援を受けて、奥尻島は復興できた。だから、私たちは全国の皆さんに変わらない感謝の気持ちがある。きっと、それが観光客に優しいと言われる所以かもしれません』

離島という不便な環境上、人々の助け合いは日常的なんだと思います。

例えば、車で奥尻島を巡って気付きましたが、奥尻島では重要な生活路でも狭い道が多くあり、対向車との譲り合いがしばしば生じます。

こんなふうに手を取り合い助け合っていくという生活の芯が、先の観光客への感謝、優しさに繋がっているのかなと感じました。

素晴らしい場所でした。

陳腐な表現ですが、地上の楽園と言えるような素敵な場所でした。 

ありがとう、奥尻島

さようなら、奥尻島

また会う日まで。

 

次の旅へ

そして、「江差町」に着きました!

懐かしの我が相棒!!🚙

いたずらは・・・されてないようだ!!

よかった!!!!😂

 

奥尻島での2泊3日のキャンプ旅はこれにて終了・・・ですが、僕の旅はもう少し続きます!!

次は、「美しい村、江差町」を見てまわります!!

というわけで、次回も引き続きお付き合いいただければと思います!!

それでは👋

【奥尻④】気候が、人が、あたたかい島〜恐怖!突撃の蝉時雨!!〜

こんにちは!エゾシカです!!🫎

4回目となりました奥尻旅、前回までは奥尻島1日目、「神居脇温泉」で熱湯風呂に浸かり、「叶寿司」で絶品料理に舌鼓を打ちました!!

(前回までの記事はこちら

ezo-shika.hatenablog.jp

今回は、2日目の朝からスタートです!!

(ちなみに今回の記事では、一部虫の写真を載っけてます。苦手な方は薄目で見てください😅)

 

 

2日目

Good Morning

2日目の朝、素敵な朝焼けを拝んでおはようございます!☀️ 

この夜は強風🌪️に大雨☔️で大変だったんですが、朝は一転穏やかな天気☺️

やっぱ、旅に出たなら、晴れが一番ですよね!☀️💕

 

なんかテントの外がやかましいな~と思ってたんですが、テントの外の柵をよく見てみると・・・。

デッカいセミです!!

いやぁ~自然豊かだわぁ~👏

この時は呑気にセミを眺めていたんですが、後にセミから手荒い洗礼を受けることになります・・・・・・😱

 

今日の朝ごはんは、前日、セイコーマートで購入したパン🥐

ちなみにセイコーマート奥尻店は、奥尻島で唯一のコンビニです。

今回の2泊3日の旅では、何度もお世話になりました🙇


 
今回滞在した「うにまるキャンプ場」の近くには、「うにまる公園」という公園がありますので、そちらも見てみましょう! 

公園内には大きな建物がありますが、廃墟になっています。

調べてみたところ、ここは昔、奥尻島出身の元野球選手佐藤義則さんの記念館だったみたいです⚾️

今では、その記念館は別の場所に移転しているみたいで、ここの建物は利用されずに放置されているようです。

中には入れませんが、外階段を登って後ろを振り返ると・・・


 
あら、素敵~💕いい景色だこと~💕

晴れてくれてよかったぁ~☀️

分かりますかね~広場の真ん中には「ウニまるくん」がいます!!

神出鬼没ですよ彼。奥尻島にいると、どこにでもいます。

 

さて、そろそろテントも片付けて、今日も色んなところまわりましょう!!

 

○森の中へ

本日、最初に訪れた場所は、21世紀復興の森」です!!

 


ここは自然豊かなブナ林で、「北海道南西沖地震」の復興を祈念して整備された森です!

現在でも地元のボランティアグループが維持管理をしているらしく、人気のハイキングコースとなっています!

自然を感じたいエゾシカ🫎

コンクリートジャングルはもううんざりです😮‍💨

「復興の森」に溶け込んでいきます。


 
さぁ、早速緑深い。いい。これでいい。

これも全部ブナですかね~?いい。

昨夜の雨の痕跡、カタツムリさん🐌いい。 

これが本当の木漏れ日。いい。

えぇ~ここら辺からですかね、もう疲れました⤵️

正味20分くらいでしょうか、日頃の運動不足が祟っております🤦

写真で見ると伝わりづらいかもしれませんが、なかなか急峻な下り坂です。

エゾシカではありますが、こういう下り坂になると急に足腰が弱くなる僕🫎

足が震えつつ恐る恐る下ります😰

それにしても案外長い・・・。

もうこの時点では、自然を堪能する元気はありません😓

つくづく自分が小さな温室育ちだったなと思い知らされます。

そのうち、谷沿いの道に。落ちたら死にます😇 

むむっ!?

これは・・・地滑りの痕・・・?

僕は今・・・・・・どこを進んでいるのか・・・・・・😭


 
谷と谷との間を木の桟橋が架かっています。

なんか・・・すごく不安になるビジュアル😱

ぼ、僕はただ、癒されたかっただけなのに~・・・。

 

しかし、一人でこの森に入ったことに後悔をしながら進んでいくと、こんな看板が!! 

か、帰ってきたぁ~・・・🥹

所要時間1時間弱、エゾシカ、生還です🙌ヤッタ~

「また来て下さいね」とのことですが、今度来る時はちゃんとガイドさんをつけることにします💦

 

○山から見下ろす雄大な絶景

さて、森を遭難、散策した後は奥尻島を一望できる絶景スポットに行ってみましょう!!


向かったのは
「球島山展望台」です!!

ここは「球島山」という山で、この階段を登った先の頂上から雄大な景色を望めます!!😊

早速階段を登ってみると・・・


なんと美しいことか!!!!
😍

生命力豊かに生い茂る森、

限りなく広がる海と空、

そしてそれらを分かつ白い雲

思わず感動してしまうほどの絶景が360°僕を取り囲んでいます・・・🥹


 
おや、「なべつる岩」ですね~。

なんか「なべつる岩」を見つけると嬉しくなっちゃいます☺️ 

あと、この子はアゲハ蝶でしょうか?

ひらりひらりと優雅に舞い踊っていました🦋

虫が苦手な僕ですが、この時ばかりは蝶々の姿に癒されました☺️

素敵な絶景を拝めて、また元気が出てきました!!💪

次はお昼ご飯といきましょう!!🍽️

 

○カフェでランチタイム

今回、ランチで訪れたお店はcafé faroです!!

こちらは奥尻地区にあるカフェで、隠れ家的なお店です。

軽食やデザートを取り扱っていますが、雑貨なども販売していて、オシャレな雰囲気です👍

離島のお店って、勝手なイメージで素朴で飾らない雰囲気のお店ばっかりのイメージだったんですが、こんなオシャレなお店もあるんですね!☺️ 

まず、注文したのは「クリームソーダ

アラサーではありますが、いまだ「クリームソーダ」には興奮してしまいます🤩

いいぞ、若いぞ、青いぞ、俺。

そして、「ドリア(卵トッピング)」の登場👏

とても美味しいです!

濃厚なクリームソースに、とろっとろのチーズ。

そこにダメおしの卵です、反則級の美味しさですよね😋

また、あっという間に食べてしまった・・・。

なぜこうも食事はあっという間に終わってしまうのか・・・🤔

ごちそうさまでした!!🙏

 

○岬を駆け抜けて

食事を終えた後は、奥尻島西部の神居脇地区へ🚗💨

次に向かうは「北追岬」です!!

「北追岬」は、奥尻島の最西限にある岬で、そこにある標柱の写真を撮り、フェリーターミナル内の観光協会に提示すると、奥尻島最西限到達証明書」(有料)がもらえます!!💪

また、この岬には芸術家による彫刻作品等が点在していて、雄大な自然風景を背景に個性豊かな芸術作品を鑑賞することができます✨

さぁ、北追岬駐車場に着き、早速岬に向かって歩いていきます

ここら辺はフットパスコースに指定されているので、ところどころ案内板があります。

少~し歩くと・・・

 

おぉ~👏美しい✨

「球島山」から見た景色よりも間近で海を眺められるので、こちらの景色も素晴らしい😊


そして、一つ目の芸術作品。

ほぉ~なんかすごそう。

あまり、芸術作品の鑑賞の仕方がよく分からないので💦こんな感想で終始しています🤦

勉強不足で申し訳ない🙇

 

ここからある程度進んでいくと、だんだん草木が生い茂ってきました。

この後、僕に悲劇が起こります😱

 

段々道が狭くなってきて、それに伴い、セミの声が大きくなっています。

これはつまり、セミとの距離が近くなっているということ


 
しかも、奥尻島セミはこの大きさということを思い出していただきたい。

 

道を分け入り前へ前進していくと、周囲の木に止まっていたセミが僕の出現に驚き、セミが僕に向かって特攻!!

🫎「ぎやぁぁぁぁ~~~~~~!!!!!!」

奴らデカいし、速いので、まさにミサイル🚀

なかなかの衝撃ですし、奴らのビジュアルも割と気持ち悪いですよね・・・。

叫びながら駆け抜けました🏃‍♀️

しかし、前へ進めば進むほど草木がより生い茂り、木との距離が近づきます。

そこを弾丸のように駆け抜けるエゾシカ🦌💨

セミはびっくり、集団ヒステリック。

今度はセミが集団で特攻!!

🫎「やめてぇぇぇ~~~~~~!!!!!!」

宜保愛子並みの悲鳴😱

 

ひたすら岬の茂みの中を奔走しました・・・。

後で足を見たら、爪が軽く割れてました😅

まだ全然岬の先端までも行ってないのに、力を使い果たしてしまいました😮‍💨

疲れ切ったエゾシカ、この後も岬を進みますが、もはや無感情。

ここからは淡々と紹介します😐


 
奥尻ブルー。綺麗ですね。

途中、こんな道が。

一応これもフットパスコースに入っているので通っても大丈夫みたいです。

セミがいないから全然怖くないです。


また、芸術作品。

 


またまた、芸術作品。

もはや近づく気力もありません😐

そして、ついに北追岬の標柱が。

やった~。

明くる日、証明書をもらいましたが、こんな感じ。

 


夕方に来ると、こんな綺麗なんですね~✨

今度は夕方に訪れてみたいな~。

多分、その時間ならセミも寝てるだろうし・・・😅

 

本来ならフットパスコースを一通り回る予定だったんですが、セミの猛攻に戦意喪失してしまったため、撤退することとしました💦

この歳になってセミにトラウマを抱えてしまうとは・・・😅トホホ

まぁ、気を取り直して次の目的地へ向かいましょう

 

○お風呂へ 

セミに追われ奥尻島の風となったエゾシカ🦌💨

暑さも手伝い汗がダラダラだったので、お風呂に入ることにします!

昨日も訪れた「神居脇温泉」を再訪です♨️

前回の記事でも書きましたが、「神居脇温泉」は2階建てで、1階と2階にそれぞれ浴場があり、昨日は1階の熱湯風呂に入りました。

今日は2階の浴室に行ってみます💪

2階の浴室は、1階よりも大きめの内風呂があり、広々と浸かることができます!

温度は1階のよりも控えめではありますが、それでも他の温泉よりは熱めに感じましたね~🔥

そして、2階の浴場の特徴は、なにより景観です!!

ここからだと、漁港越しの海を望め、夕陽が海の彼方に沈むのを見ながら、お風呂に浸かれるんだとか😍

今回はまだ、太陽が沈む頃合いではなかったですが、燦々とした陽光が浴場内に差し込んでいて、それまた素敵でした!!

(残念ながら、今回は浴室内に一人っきりということがなかったので、写真は撮れませんでした💦

 

2階の風呂も気持ちよかったなぁ~☺️

連日、通ったので顔馴染みになった番頭さんに話しかけられました。

番「2階の風呂もいいでしょう?」

めっちゃいいです!!

 

明日には奥尻を出るため、今回の旅では今日が最後の「神居脇温泉」ですが、「必ずまた来ます!」と言いました!!

奥尻島、絶対また行くと思うので😄

 

というわけで、今回はここまでです!!

次回は奥尻島旅、最後の記事になります!

最後もご覧いただければ幸いです🙇

それでは👋

【奥尻③】気候が、人が、あたたかい島〜熱湯に絶品寿司〜

こんにちは!エゾシカです!!🫎

2泊3日で奥尻島を巡る旅、前回は島に上陸し、奥尻島津波館」などを訪れた1日目を紹介しました!

(前回の記事はこちら

ezo-shika.hatenablog.jp

 

今回は、その続き、奥尻島内で唯一の温泉に入るところからスタートです!!

 

 

1日目

アツアツの名湯へ

奥尻島津波館」のある青苗地区を出て、島の西側の海岸線を北上したところに今回の目的地があります!🏁

今回訪れたのは「神威脇温泉」です!!

「神威脇温泉」は、島の西側にある神威脇地区にある温泉です♨️

漁港の真ん中にあって、言いようのない趣があります☺️ 

実はこの温泉、かなりの熱湯ということで有名なんです。

そんな特徴もあってか、北海道民にはお馴染み、TEAM NACS」のテレビ番組「ハナタレナックス」のゴールデン特番でも紹介されたことがあるんです!!

こりゃ、奥尻に来て、ここに浸からないなんて嘘だぜっ!ですよね~。

というわけで、エゾシカもひとっ風呂いただきたいと思います!!

 

建物内に入ると、番頭さんが建物内の説明をしてくれました。

「神威脇温泉」は2階建てになっていて、1階に件の熱湯風呂があり、2階には1階のよりも大きめで温度も低めの風呂があるとのこと。

2泊3日の行程で、明日もここに入りに来る予定でしたので、今日は1階の熱湯風呂に、明日は2階の風呂に入ることにしました!

熱湯風呂、芸人魂が燃えますね🔥

1階男風呂の脱衣場。たまたま僕一人の瞬間があったのでパシャリ📸

1階の脱衣場に入ってみると、先客👨‍🦱がいらっしゃいました。

僕よりも一回りほど年上に見えますが、よく搾られて均整の取れた身体付きだったのをみるに漁師の方だったのかもしれません。

まだ、20代だというのに鷲掴みにできる贅肉持ちのエゾシカには眩しすぎる姿です(ジビエにすると美味いよ🔥🫎🔥

すると、脱衣場の前を先の番頭さんが通り過ぎました。

どうやら先客👨‍🦱の方は常連さんのようで、番頭さんを呼び止めました。

 

👨‍🦱「○○さん(番頭さん)、今日、なんかぬるいよ」

 

へ・・・・・・・?

ぬるい・・・・・・・・・?

 

番「あれ、本当っすか?どうしたんだべか?」

👨‍🦱「多分、昨日の大雨の影響でないかい?あれだべ。」

 

あ。

 

あぁぁぁぁ~~~~~~~!!!!!!!!

・・・・・・確かに一周回って清々しいほどの雨でした・・・・・。

 

番頭さんが温度調整に向かった後、たまらず先客👨‍🦱の方に話しかけちゃいました。

 

🫎「今日、お風呂ぬるいんですか?」

👨‍🦱「いやぁ~ぬるいっすねぇ~」

 

マジか🤦

俺の燃え上がった芸人魂どうしてくれよう⤵️

 

👨‍🦱「そろそろ奥尻のオヤジたちの仕事が終わる時間だから、早く熱くしないと○○さん(番頭)オヤジたちに怒られちまうな~はっはっは👋

 

少し、気分は落ちてしまいました🌀が、ひとまずシャワーで全身を洗いました🚿

1階の浴室は小さめで、シャワーも3台か4台くらいしかありませんでしたが、シャンプーやボディソープなどはしっかり備え付けられていました!

さて、全身を清め、湯船に浸かろうとしたところ、番頭さんが湯加減を見に来ました。 

 

🫎「どうですか~?ぬるいですか?」

番「え~と(温度計見ながら)、お、43℃ちょっと、ぬるいですね。」

 

へ?熱くね?

 

番「いやいや、いつもだったら、45~46℃ありますからね~」

 

マジかよ😳エゾシカのボイルになってしまうぞ。

 

さっきから芸人魂が~とは言っている僕ですが、あまり熱い風呂に入るとのぼせてしまうタチなので、43℃の風呂でも不安がよぎります😰

すると、

番「無駄に動くから熱いんですよ。いつものここの熱湯でも、一度入ってそこからじっと動かなければ気持ちよく感じてきますよ。騙されたと思ってやってみてください😄

 

そこまで言うならいいでしょう!やってやろうじゃないですか!!

(足ジャボン)←43℃

熱いぃぃぃぃぃぃ!!!!!!

騙された・・・。どうしてだよぉ~・・・・・・😢

人間不信だよぉ~・・・・・・。

 

しかし、風呂に浸かって動かずに30秒ほど経つと徐々に熱さに慣れてきました😲

それどころか少し気持ちよくなってきました☺️

番頭さんの話は本当でした🙌

 

なお、水の出る蛇口もあるので、加水して温度調整することもできますが、僕は一切加水せずにゆっくり浸かりました。

さすがに、本調子の45~46℃だったら、加水したくなるのかなとは思いますが、今回の温度だったら、変に動かなければ割と入れちゃいます✌️

 

いやぁ~気持ちよかったぁ~♨️

さて、そろそろ上がりますか!

バチャバチャ←立ち上がる

熱いっ!!!!!!!!!!


 
風呂上がりのスプライト。

熱った身体に最高のご褒美です。

 

番「どうです?結構、気持ちよく入れたでしょう?😊

 

はい、すごく気持ちよく入れました!!

・・・最初は騙されたと思ったけど😅

 

いいお風呂でした!!明日は2階の風呂に浸かってみましょ~

 

www.town.okushiri.lg.jp

豪華なディナー

温泉に浸かった後、フェリーターミナル等がある奥尻地区に戻ってきました。

そろそろディナータイム🍽️

今回、訪れたのは「叶寿司」です!!

「叶寿司」は、奥尻島を代表する寿司屋さんで、地元民からも観光客も愛される名店とのこと✨

せっかくの離島旅ですので、エゾシカ、奮発しちゃいます😤

 

店内に入ると、カウンター席に案内されました。

この日は金曜日の夜だったので、中々忙しそうでしたが、板前さんが気さくに話しかけてくれました😊

 

板「観光の方ですか?どちらから?」

🫎「後志の方から来たんです~」

板「じゃあ、もうウチ(奥尻)と同じ海じゃないですか~。そちらの寿司に負けちゃうかもな~😄

 

またまたご謙遜を〜☺️

お寿司も食べたいのですが、お寿司はシメでいただきたいと思うので~ 

まずは「鶏のからあげ」

熱っ!!!!

めちゃくちゃ揚げたてです!

「神威脇温泉」を思い出すほどの熱さ!!

しかし、すごくジューシー!!美味しいです!!

そして、「マグロのカルパッチョ

こいつも美味い。びっくりするほど美味い😳

このかかっているドレッシングが、すんごく濃厚、それでいて、くどさを感じない絶妙な味わい。

さらにはマグロの柔らかさにも驚き!!

シモンズベッドよりも柔らかいです🛏️

 

左奥から手前に、ウニ、イクラ、めかぶ、
アジ、タイ、ホッキ、カンパチ、エビ、
あわび、サーモン、マグロ、イカ、大トロ

そして、いよいよ本丸「おまかせ寿司」です!!

壮観です🥹劇団四季みたいにずらっと並んでいます。

お味は・・・・・・・・・・・・美味いに決まっているじゃないですか!!

奥尻の海の幸、たまりません!!

特にウニが食べられたのは嬉しかったです!!

ちょうど僕が奥尻島に来たのが、ウニの漁期が終わったところだったので、ウニを食べられるか微妙だったんですけど、いいもの頂きました😋


 
さらには、サービスで「漬けサーモン」も頂いちゃいました!!🙌

ありがたい・・・🥹

そんでもって、この「漬けサーモン」も美味い!!

なんてこった、非の打ちどころのない名店だな・・・。

 

そろそろお暇というところ、板前さんがおっしゃっていました。

「地元の人に“奥尻の人”は優しいって言っといてね😊

主語が“叶寿司”とかじゃなく、“奥尻の人”というところになんかジーンときちゃいました☺️

もちろんです!!

このブログで言いふらしましたよ~!!😄

 

本当に美味しい料理の数々でした!!

ごちそうさまでした!!🙏

 

tabelog.com

夜の美しい奥尻

「叶寿司」を出て、日中にテントを建てた「うにまるキャンプ場」に戻る道中、先ほども見た「なべつる岩」がライトアップされていました💡 


やっぱ、昼に見るのと夜に見るのじゃ、雰囲気は違いますよね
😯

暗闇にぬっと浮かび上がる「なべつる岩」。

あの真ん中の空間をくぐると、どこか別の世界に飛ばされそうです😄

 

さて、「うにまるキャンプ場」まで戻ってきましたが、夜の「うにまるキャンプ場」はめちゃくちゃ暗いです!

街灯はほとんどないので、少し怖さを感じる人もいるかもしれません😱

唯一目に入る光といえばこれ。

「うにまるモニュメント」です。

綺麗ですな~✨

どことなく「サタデーナイトフィーバー」感を感じるのはなぜでしょう?

近くから撮ると、近未来感を起こさせるディティール。

謎のカラオケMVとかでありそう。

 

この後は、おとなしくテントでスリープ💤したのですが、途中から雨降り、強風が襲ってきました💦

僕が使っているテントがワンタッチ式ということもあり、ちょっと強い風が吹いたら、脆くもテントが崩れてくる🤪

すごい楽しかった1日でしたが、夜は散々な有様でした😅トホホ・・・。

「アメニモマケズ カゼニモマケズ」で一晩を乗り越えます💦

 

さて、今回はここまで!!

次回は森のトレッキングなどやっていきます!!

それでは、バイバイ👋

 

【奥尻②】気候が、人が、あたたかい島〜災害の悲惨さを知り、後世につなぐ〜

こんにちは!エゾシカです!!🫎

前回は、奥尻島旅行の1日目、フェリーで奥尻島に到着したとこまでを紹介しました!!

(前回までの記事はこちら

ezo-shika.hatenablog.jp

 

今回は1日目の続きからです!!

 

 

第1日目
奥尻を駆る相棒登場

奥尻島に上陸したエゾシカ🫎

フェリーターミナルと奥尻ご当地キャラ「うにまるくん」がお出迎え!

また、お出迎えしてくれたのは「うにまるくん」だけではありませんでした!

今回、レンタカーでお世話になる「かもめトラベルレンタカー」の店主が車で迎えにきてくれました~!! 

「かもめトラベルレンタカー」が入っている「マルミふじやデパート」

ありがたい・・・🥹今回は、キャンプ道具なども持っているため、大荷物の僕にとってはまさに女神です🗽 

また、島内で使えるクーポン券もいただいちゃいました✌️(2024年8月当時のサービスです)

本当に至れり尽くせりです☺️

okushiri-kamome-rentacar.jp

 

そんでもって、今回、僕の相棒となるレンタカーはこちらです!🚗

ダイハツ「ムーヴ」です!

いつもの自家用車(バディ)であるカローラフィールダー」と比べると、大分小振りなサイズではありますが、一人旅には十分なサイズです👍

それに奥尻島内は、結構狭い道が多かったので、軽自動車サイズで大正解でした!

 

さぁ、レンタカーを借りたら、まずは本日泊まるキャンプ場に向かいましたが、道中フェリーからも見られたあの観光スポットが!

「なべつる岩」です!!

いやぁ~不思議な形状ですよね~🤔

よ~く見てみると、ところどころ苔むしていて、その佇まいに悠久の歴史を感じさせます。

また、夜になると、この「なべつる岩」、ライトアップされるんです✨

その姿はまた後ほど~。

 

 キャンプ場到着!

「なべつる岩」を後にして、車で数分、今回のキャンプ場「うにまるキャンプ場」に到着しました!! 


こちらは
無料のキャンプ場で、車の乗り入れも可能な場所となっています!!

また、炊事場やトイレもしっかり完備されています!!👍

ただ、コンビニやスーパーがある町の中心部(奥尻地区)からは数km離れていて、最寄りの自動販売機も徒歩10分くらいのとこにあります。

ですので、食料などの買い忘れがあると、ちょっと面倒くさいですかね💦

 

ちなみに「うにまるキャンプ場」の中にはこんなものが!

「うにまるモニュメント」です!!

これまた不思議なモニュメントですこと~😮

奥尻島は確かに「ウニ」が特産品ではありますが、こういったモニュメントまで作ってしまうところに、奥尻島民の「ウニ」にかけるひとかたならない思いが伝わりますね😄

 

とりあえず、テント設営完了でございます!!🫡

 

unimaru.com

ランチタイム

お昼になりましたので、お昼ご飯と行きましょう!🍽️

今回お昼ご飯をいただくお店は、「お食事処 潮騒です!!


 
潮騒」は、奥尻島の南側にある青苗地区にあります。

店内は古き良き定食屋という風情。

メニューを見たところ、「イカ定食」🦑があったのでそれを食べたかったのですが、この日は残念ながら材料なし😢

代わりに注文したのは「冷やしラーメン」です。

冷やし中華」ではないんだぜ、ベイビー。

違いはよくわからないぜ、チェケラ⭐️

 

この日は太陽が隠れていましたが、茹だるような暑さ🥵

そんな日の「冷やしラーメン」は、もう箸が止まらない。

往年の永谷園のお茶漬けのCMを思い出すような爆食いぶりです😋

あっという間に完食です🙏美味しかったどぇす👍

 

tabelog.com

奥尻島津波

青苗地区には、奥尻島を代表する観光スポット、といっていいのか分かりませんが、重要な施設があります。

奥尻島津波館」です。

その名の通り、1993年に起きた北海道南西沖地震とそれによる津波の凄惨さを今に伝える施設です。

地震大国である日本。2024年にも新年早々、能登半島地震が起き、未だ被災地の復興が進んでいません。また、8月にも宮崎県沖の日向灘震源とする地震も起き、南海トラフとの関連を指摘されるなど、地震の脅威がますます身近なものになっています。

そんなこともあり、奥尻島に来たなら、必ず訪れたい!と思っておりました。

 

館内に入ると入館料を払い、自由に展示物等を見て回れるのですが、希望すれば、学芸員の方の解説を聞きながら見ることができるとのこと。

せっかくなので、解説をお願いしました🙏

解説をしてくれた学芸員の方は、実際にこの地震の被害に遭われた方でした。

個人情報なので詳細は伏せますが、この方は当時、青苗地区の海沿いの職場で働いていたとのことですが、この地震津波により、職場の建物は跡形もなく破壊されてしまったとのことです。

住居は青苗地区の高台にあり、地震は夜に発生したため、津波に飲まれることはありませんでしたが、もし、勤務時間中に地震が起きていたら・・・とおっしゃっていました。

地震前の「津波館」があるあたり。岬の端まで民家があります。

地震直後の同じ場所。ひしめき合っていた建物がすっかりなくなってしまいました。

現在の同じ場所。「津波館」が建てられ、人の住むエリアではなくなりました。

 

この地震での奥尻島推定震度は6です。

(推定)がついているのは、当時奥尻島には震度計がなかったためとのことです。

ただこの震度の基準も当時の基準によるものであり、現在の基準に引き直すと、震度7に相当します

 

その強い揺れによって起こされた津波は、時速500kmという速さで奥尻島に到達しました。

奥尻島の北部に位置する稲穂地区の被災者の話では、地震自体が数分にわたり続いたため、戸外への避難などできず、やっと揺れが治まり玄関を出たところ、もう目前に黒い壁のような波が押し寄せて来ていた・・・とのことです。 

 

この地震での死者・行方不明者は198に上ります。

特に奥尻島での被害が甚大だったわけですが、そうなった理由は、その地理的状況がありました。

この地震による津波奥尻島だけでなく、北海道本土の南西側沿岸部も襲ったのですが、本土に衝突した津波が跳ね返って奥尻島に第2波として到達していたとのことです。

また、島周辺の海底の地形の影響もあり、四方八方から波が襲ってきたようです。

 

犠牲者の数だけ窓を設けた「198のひかり」

 

地震が起きた際、車で高台に避難しようとする方が多くいたらしく、その結果渋滞が発生して避難が遅れた方がいました。

現在、奥尻島ではその過去の苦い経験を教訓としていて、島内を見てみると住宅の近くには至るところに高台への避難路が設けられています。

 


甚大な被害を受けた奥尻島

離島という環境で物資の運搬も大変だったようですが、全国からの支援と協力により、復興が進み、地震発生の5年後である1998年には「完全復興宣言」が出されました。

とてつもない早さですね。

 


津波館」の外には、
慰霊碑「時空翔」があります。

真ん中に窪みがありますが、地震が発生した日である7月12日に真っ正面に立つと、夕陽がこの窪みの中に沈むようです。

「時空翔」の奥に見える海、この日は曇り空だったということもありますが、その波しぶきがあの津波を想像させ、どこか恐怖を感じました。

 

 

今回、実際に被害に遭われた方のお話を直接聞くことが出来て、非常に貴重な経験をさせてもらいました。

自然災害の恐ろしさ、生々しい被害の有り様、そして復興の軌跡。

全てを見て、触れてきた方からのお話ですので、その重みが違いました。

 

現在、能登半島周辺では、年明けの地震による復興が進んでないばかりか、豪雨災害も起きてしまい、被災者の方はとても辛い状況下にあるかと思います。

外部にいる僕らが被災者の皆さんのためにできることは限られています。

ですが、被災地に思いを馳せ、募金等で支援することはできます。

この「奥尻島津波館」を訪れて、僕もできることをやってみようかなと思いました。

 

津波館」では、奥尻島の遺跡やそこから発掘された遺物などについても学べます。
こちらは奥尻島で出土したヒスイ。

以上、「奥尻島津波館」でした。

どうしても取り扱う題材が題材なだけに、決して楽しい気分になるようなスポットではありませんが、日本に住む以上切り離すことのできない自然災害について考えるきっかけになります。

もし、奥尻島に来ることがあれば、観光やアクティビティを楽しむのもいいですが、是非こちらもスケジュールの候補に入れてみてください。

そして、訪れた際には、解説をお願いしてみてください。

きっと一人で展示を見るよりも、より有意義な体験になると思います。

 

さぁ、今回はここまでです!

次回は、テレビでも紹介されたことがある温泉に浸かります♨️

それでは次回をお楽しみに~。

バイバイ👋

【奥尻①】気候が、人が、あたたかい島〜未踏の島へ初上陸〜

こんにちは!エゾシカです!!🫎

すっかり、秋の空気が深まりつつある今日この頃ですが、皆さん夏が恋しくないですか?🌻

「はいっ!」とお答えのみなさんに朗報です👏

今回からは複数回に渡り、僕の夏休みの旅を紹介したいと思います!!

ぜひ、記事をご覧になっていただいて、皆さんも夏を感じてください😁

そして、そんな夏休みの旅の気になる目的地は・・・

奥尻島(町)」です!!

 

 

奥尻島(町)」とは

奥尻島(町)」は、北海道の南西部、日本海に位置する離島です。

Google earth から引用・加工

中心的な観光資源は、近海で取れる新鮮な魚介類マリンスポーツを始めとしたアクティビティなどが挙げられます!!

毎年、多くの観光客が訪れる人気の観光地です!!💕

また、1993年に起きた北海道南西沖地震により甚大な被害を受けた地域であるため、自然災害の悲惨さやその教訓を後世に伝えていく活動にも積極的な島です。

 

実は、エゾシカ的には、ず~っと言ってみたいと思っていた場所の一つでした!!😍

というのも、僕はこれまで一度も離島に行った事がなかったので、離島への憧れが特別強かったんです。

そんなこともあり、昨年から奥尻島の旅行計画を練っていました😏

そして、念願叶い、今回初めて本土脱出!離島上陸!!と相成りました🙌

ちなみに、奥尻島にはいくつかキャンプ場がありますので、奥尻島での行程は全てキャンプの予定です⛺️

前置きはこれまでにしておいて・・・、それでは、奥尻島での2泊3日の旅の模様を見ていきましょう!!

 

0日目

奥尻島へは、⑴函館もしくは札幌から飛行機を使って上陸するルートと、江差町からフェリーで上陸するルート2通りがあります。

今回は、⑵のフェリーを使ったルートでいくことにします! 

時は8月22日(木)午後7時20分。

奥尻に向けて出発です!!🚙 💨

実際に奥尻に上陸するのは翌日ですので、この日は江差町のお隣、乙部町まで進み、そこで車中泊することにします!🚙💤

初めての離島旅にワクワク😊しかし、外は

 

めっちゃ土砂降りです☔️

引くぐらいの降り方😱

この雨はなかなか止まず・・・

長万部のローソンに立ち寄りましたが、相変わらずの天気🌀

今日だけの雨だといいんだけども・・・。

 

晴れることを願い、車を進めていくと、本日の目的地、「乙部町」に入りました!


 
そして、僕の祈りが効いたのか、雨が止みました!!🙌

さて、本日は乙部町の道の駅、「ルート229元和台」車中泊といきます!!

時刻は午後10時半前、目的地に着きました!

34台くらいですが、僕と同じく車中泊の車が停まっていました。

僕の愛車、車中泊モードをご披露。

散々、車中泊をしてきましたが、あまり車中泊中の車内の様子を見せたことってないかな・・・と思い、パシャリ📸

決して広くはないですが、割と落ち着きます😌

いつかは車中泊系YouTuberレベルの設備に改造してみたいですね。

・・・時間と金と技術があれば(ハードル高すぎ!)

 

明日はいよいよ奥尻上陸!ということで、このあとはすぐ眠りに着きました💤

ドッキドッキワックワック🎶

 

1日目

江差

 


明くる朝、午前
5時半過ぎに起床☀️

潮風が心地よい穏やかな朝です。

海を眺めながらの朝ごはん🍽️

昨日、道中立ち寄ったスーパーで買った品々。

 

朝ごはんをいただいた後は、早速奥尻行きのフェリーが出る江差町へ出発🚙💨

この時期のフェリーは1日に2回しか運行しないので時間厳守です!

江差到着!カントリーサインの下には見慣れた看板が・・・。

道の駅を出て、20~30分ほどすると、江差町に入り、江差港へ!🚢

ちなみに今回、僕の愛車は、この江差港に置いておき、奥尻島内でレンタカーを取る予定です🚗

というわけで、相棒とはしばしの別れ😭

🫎「じゃあな。いたずらされないようにな」

🚙「兄貴・・・。達者でな!!」 

フェリーターミナル到着です!

建物の雰囲気といい、薄暗い天候といい、漂う場末感がたまらない😄

フェリーターミナル内に入ろうと思ったところ、こんな貼り紙が。


なん・・・だと・・・。

低気圧のため、一部欠航・・・。

僕が乗ろうとしていた行きの便は運行しているみたいですが、ちゃんと帰りの便も運行してくれるのか不安😥

離島の厳しさ(?)というのを実感しました💦

奥尻島に着いた後に聞いた島内の方の話だと、フェリーが欠航するのは大変まれだということ。・・・ってことは、今日の午後は大荒れ・・・?)

ターミナル内はこんな感じ。

より強まる場末感。場所は違いますが、映画「探偵はBARにいる」に出てきたフェリーターミナルを思い出します☺️

 

早めに着いたということもあり、人っこひとりいない感じですが、そのうち、たくさん人がやってきました!

客層を見てみると、ご高齢の方が多めでした🦯

多分、奥尻町にお住まいの方なんですかね?

「フェリーを普段使い」ってなんかカッコいいですね✨

他にもサップ道具を持ち込んでいる方やスーツを着込んだ方、引越し業者の方など、多種多様な方が船を待っていました。

 

○いざ、乗船!

さぁ、出港の時間が近づいてまいりました!

現在、港の工事を行なっているということで、直接フェリーターミナルの元にフェリーが来るのではなく、無料の送迎バスでフェリーが留まっている場所まで連れて行ってくれるという感じ。

バスに乗り2~3分、フェリーの元に着きました!!🚢

デ、デカい・・・!

すごい迫力です😦

小さい頃にフェリーに乗ったことはありますが、あんまりはっきりとした記憶がないので、ほとんど初体験💕

ドキドキです!😊

船内の階段を登っていくと~・・・


こんな感じですね!

船内には売店があり、お菓子などを買うことができます!

僕は最も安価な2等自由席を取ったので、このスペースで雑魚寝スタイルになります。

ただ、1等席であれば、より快適なスペースらしいですし、2等席でも高齢者等のために座席が用意されているスペースがあります!!👍

 

せっかくなので、甲板の方に出てみましょう!!

甲板2階部分(ちなみに1階は自動車を積み込むスペースになっているみたいなので、入れません)。

 

そして、甲板3階部分。

甲板部分にはそれぞれ腰掛けるスペースがあったので、出航してからも外で景色をゆっくりと眺めることが可能です😃

しばらくすると、船員の方が動き出しました。

港に繋留していた綱を巻き上げ、いよいよ出航です!!


野太い汽笛を鳴らして、日本海へ分け入ります

エゾシカ、ついに北海道本土を離れます😭

いやぁ~こんなことしたら、生態系が崩れてしまいますね~。

ここから約2時間ほど、この海の上です🚢

 

 

この後は、2等室でゆっくり休んでいきたいと思います☺️

船内はWi-Fi、プラグ完備です👍

また、枕もあります!

多くの人がこの枕を使って、横になったり、眠っていました💤

僕は、船内から海を眺めたり、スマホをいじったりしていましたが・・・。

 

 

 

 

具合悪くなりました🤢

こ、これは船酔いか!?

やはり、下を向いているとめちゃくちゃ酔ってしまいますね💦

とりあえず、僕も横になって体調が回復するのを待ちます。

 

ただ、ゆらりゆらり揺れながら、横になっていると一転心地よくなってきました。

出航前から横になっている方も結構いたんですが、こうなることを見越していたんでしょうか?

フェリー上級者ですね😎

 

ただ、気持ちよくなってくると、堪え性のないエゾシカ、あっという間に爆睡です💤💤💤

2時間ちょっとの航海で1時間半寝てました。寝すぎです。

ほぼ初めてのフェリーの思い出は、グロッキーと睡眠で8割を占めることになりました😅

 

奥尻島、上陸!!

もうそろそろ奥尻島に着く頃!

また、甲板に出て、その景色を見ていきましょう!

果てしない大海原🌊

しかし、逆の方向を向いてみると・・・


奥尻島が現れました!!
🏝️

天気が悪いせいか、見たイメージ的には金田一耕助の「獄門島」みたい。

 

徐々に近づいてきました!

おや?

あれは奥尻島の有名な観光スポット「なべつる岩」ですね!!

上陸した後、もっと近くで見にいきます!!

そして、いよいよ奥尻島上陸!!🏁

ついにエゾシカ、人生初めての離島に上陸です!!🎉🎉👏👏

感慨深いです😭これから一体どんな旅になるかワクワクです!!

 

さぁ、これから!!というところですが、今回はここまで!✋

奥尻島内の旅の模様は、また次回以降の記事をお楽しみに!!

それでは、バイバイ👋

【レポ】『 SUPER BEAVER 都会のラクダ 野外TOUR2024〜ビルシロコ・モリヤマ〜』に行ってきました!!

こんにちは!エゾシカです!!🫎

今回は、9月7日(土)に行われた、今をときめく人気バンド「SUPER BEAVER」の野外ライブに参加してきましたので、その模様をレポートしていきたいと思います!!🎵

なお、今回の記事では、一部ではありますが、当日のセットリストに触れます。

当該ライブは香川県での追加公演も予定されているとのことですので、もし、「まだ知りたくない!」という方がいましたら、お気を付けください🙇

 

 

ロックバンド「SUPER BEAVER

SUPER BEAVERは、ボーカルの渋谷龍太さんギターの柳沢亮太さんベースの上杉研太さんドラムの藤原“36才”広明さん20249月現在)からなる4人組ロックバンドです!!

(この際、ドラムの方の名前についてはスルーします😄

 

現在多くのCMや映画等とタイアップしている超人気グループです!!🦫

実は、僕の母👩と弟👦もファンクラブに加入しているほどの“ビーバーファン”。

実家に帰れば、しょっちゅう「SUPER BEAVER」の話をしたり、歌を聞いています😄

 

かく言う僕は、「SUPER BEAVER」がやっているラジオ、「ビーバーLOCKS!」を毎週聞いていますが、楽曲については家族ほどあまり知りません💦 

radiko.jp

 

(過去に好きなラジオについて書いたことがあります。興味があればご覧ください)

ezo-shika.hatenablog.jp

 

それに「ビーバーLOCKS!」を聞いているのも、元々のきっかけは、僕がサカナクションというバンドが大好きで、そのボーカルの山口一郎さんがパーソナリティの「サカナLOCKS!」を毎週、欠かさず聞いていたのですが、その番組が終了して後継番組として始まったのが「ビーバーLOCKS!」でした。

ですので、いつもの習慣・流れで聞き始めたというのが実のところです。

というわけで、僕自身は、「SUPER BEAVER」のファンとは、おこがましくて言えないほど、ライト層の人間もといエゾシカでした🫎

 

そんな僕が、なぜか「SUPER BEAVER」の野外ライブに参加することになりました。

というのは、元々は“ビーバーファン”の母と弟が二人でそのライブに行く予定だったんですが、直前に弟が仕事の関係で行けないことに!🤦

そこで、母から「代わりに来ない?」とお誘いを受けた、という経緯でした😁

 

さぁ、ライト層のエゾシカが、人生初の野外ライブに参加します・・・!!

一体、どうなるでしょう?😊

 

ライブ当日

今回参加するライブは、「都会のラクダ 野外TOUR2024~ビルシロコ・モリヤマ~」です。

全国の複数都市で行われ、札幌では芸術の森美術館 野外ステージ」で、9月7日(土)と8日(日)の二日間に渡って行われました。

 

僕と母は、9月7日(土)の1日目に行きました!! 

早速、札幌市南区に到着!!

上の写真は、「札幌芸術の森」付近にある「常磐公園」の様子。

野外ライブにピッタリの非常にゴキゲンなお天気☀️

幸先良さそうです☺️

 

腹が減っては戦はできぬ!ライブに行く前に腹ごしらえと行きます!!🍽️

今回訪れたのは、Natural Life Style sabi caféです!!

このカフェでは、アウトドア料理やドリンクを提供しているのですが、それとは別にアウトドアグッズの販売も行っています!!👍


まずはドリンクを注文
🥤

🫎「自家製レモネード」、母👩sabiオリジナルブレンドコーヒー」を選択🎵

この日のような暑い日には、非常に五臓六腑に染み渡るナイスなドリンクでした!

 

そして、フードは僕🫎も母👩sabiカレー」を注文🍛

ホロホロの牛肉が入った無水カレーです!!

感動モノの美味しさでした!!😭

ごちそうさまでした!!🙏

エネルギー注入完了!!💪

これでライブに臨めます・・・🔥

それでは、会場に向かいます!!

 

会場到着!

 

カフェを出て徒歩で約10数分、「札幌芸術の森の入り口まで到着しました🏁

 

ここまで来ると、多くの警備員さんやビーバーファンが!!

SUPER BEAVER」のライブに行ったことのない僕は、ここら辺で段々緊張してきました😨

 

🫎💦「ビーバーファンってオラオラ系とかいない?」

🫎💦「俺、そこまでたくさん歌知らないけど大丈夫?」

🫎💦「ライブ用のタオル、サカナクションのしかないけど、睨まれない?」

 

ここに来て、頭の中に不安が浮かんでは消え、浮かんでは消えーーー

一方、母👩は一点の曇りのないルンルン気分🎵🎶

👩は強しです。

 

さて、しばらく歩いて行くと、ある建物に長蛇の列が!!😳

なにかと思っていると、ここはグッズ販売コーナーでした。

【急募】モザイク処理の方法

建物内はもっとすごい😱

経営破綻前の銀行みたいです。 

後日、戦利品を撮らせてもらいました。

👩は、泣く泣く来られなかった弟👦の分も含めてグッズを購入!

トートバックにレインポンチョ、キーホルダーにTシャツ

母ちゃん👩が、嬉々として配置を考えて写真を撮らせてくれました😁

 

グッズも無事買い終わると、いよいよ野外ステージに着きました!!

 “ビーバーファン”たちが、今や遅しと息巻いています!!😤

ただ、思いの外、血気盛んな若い兄ちゃんばかりじゃなく、老若男女色んなタイプのファンの方がいて、少し安心しました😌

 

さて、入場口付近には当日の座席表が🪧

どれどれ、今回の僕らの座席がどの辺か確認してみましょうかね~。

確か、僕らの座席のブロックはA 4です。

はいはい、A 4ですね~。

 

・・・・・・うん?

 

A 4」って・・・・・・。

 

めっちゃ前やないかい!!!!!!😱😱😱

いざ、入場してみると・・・

 

めっちゃ前やないかい!!!!!!!!😱😱😱😱😱

ちょっと聞いてないんすけど💦

👩はまだしも、僕は非常に浅~~~いライトなファン(?)なのに、こんな座席を設らえられると、ものすごく申し訳ない気持ちが・・・😰

だって、こんなに“ビーバーファン”がいるんですよ!!🦫🦫🦫

しかもこれはまだ、入場開始して間もない頃の画像。

ここからもっともっと増えて、最終的には満員です!

きっと、ここの座席を欲しがっていた“ビーバーファン”がいるかもしれません・・・。

 

👦「行きたかったなぁ~・・・。」

 

頭の中で、弟👦が通り過ぎていきました。

 

予想外の蔦谷(好位置)に母👩は小躍りする一方、僕は若干の戸惑いを感じてしまいました・・・😰

 

いよいよライブ開始!!

 

A4ブロックでじっと待つこと、約30~40分。

今まで流れ続けていた音楽が止まり、ライブの開始を告げるアナウンスが!!🎤

“ビーバーファン”が手拍子で、“主役”の登場を急かします!!👏

しかし、“主役”は自分のペースを乱しません。

ハートのエースばりに“主役”が出てきません。

 

ですが、そうこうしていると、ステージが青白い光に包まれ、“主役”「SUPER BEAVER」が登場!!

登場からすでに溢れんばかりのパワーを見せつけてくれます!!💪

我々観客もいきなりボルテージ急上昇です!!

僕もこの時には先ほどの申し訳なさとか、とうに忘れていました😅

 

そうして、「SUPER BEAVER」もそれぞれのポジションにつき、遂にボーカル渋谷龍太が口を開きます。

 

「“あっという間に終わってしまうよ”」*1 

SUPER BEAVER」の人気曲『閃光』です!!

オーディエンスの歓声が芸術の森に響き渡ります。

楽しくて一瞬で終わってしまうようなこのひと時、最初に放たれる言葉がこれとはなんてニクい。

 

それにしても、彼らのパフォーマンスは真に迫るものがあります😍

ボーカルの渋谷さんは、一つ一つの言葉に命すらも懸けているような情熱的な歌いっぷりを見せてくれました。それでいて、その歌う姿には色気も感じてしまいました。

ギターの柳沢さんは、まるで何かに取り憑かれたような鬼気迫るパフォーマンス。見る者を圧倒させる、「恐ろしさ」にも似た迫力がある演奏をしていました。

ベースの上杉さんは、男、いや、漢らしい表情と演奏で魅せてくれました。汗を滴らせながら激しく演奏する姿は、胸を打つ物があります。

そして、ドラムの藤原さんは、終始素敵な笑顔での演奏。この場を楽しみきっていることが伝わり、自然とこちらもリズムを刻みながら笑顔になっていきます😄

結局、僕も1曲目からノリノリまさのりでした😝

 

曲と曲との間の間奏部分、渋谷さんが言っていました。

「この会場にいる人たちは、ほとんどが知らない人たち同士。でも、そんな皆が今、SUPER BEAVERの音楽に向けて一体となっている。こう考えると、互いを知らないっていうのも悪いことじゃないよね。」

そうなんですよね。

ただ歌を聴くだけだったら、自分一人で完結できますよね。

ライブの醍醐味は、普段は交わらない人々が、「音楽」を通して、場・時間・興奮を共有して一つになるということ。

渋谷さんの言葉で改めて気付かせてくれました。

だから、最初の「“ビーバーファン”に馴染めるか」というような心配は、全くもって杞憂でした😁

 

また、渋谷さんはこんなことも言ってました。

「自分のリズムで踊って。恥ずかしがらずに。思うように踊って。」

この言葉でまた会場は、“個”を残したまま一体となっていきます🙌

僕の母👩なんかは、交互に左右の腕を天に掲げています。

その踊りはなんだい?🤔

なんとなくバブルの香りがする踊り、平場のお立ち台が見えてきます🎉

 

さらに母👩のテンションが上がる瞬間が!!

母が大好きな歌、『めくばせ』が歌われました!!🎤

👩「いやだぁぁ~~~~~!!!!⤴️⤴️⤴️

もう大興奮です🤩

母が特に好きなのはここのフレーズです。

 

「“されて嫌なことはしちゃいけないよな

ごめんなさいが言えない人と仲良くなれなくていい”」*2 

 

「仲良くなくていい」というのが、ミソだと思います☝️

「仲良くなくて」では、人とのコミュニケーションをハナから放棄してしまいます。

どんな人とも良い関係を築こうとして、日々自分を殺して他者と触れ合っている人に向けて、「そんなに頑張らなくていいんだよ」と言ってくれている・・・・・・そんな風に解釈しました💡

きっとそんな歌詞が、母には特に刺さったのかもしれません🏹💥❤️

 

このように「SUPER BEAVER」の魅力の一つは、どストレートな歌詞だと思います。

『めくばせ』の歌詞もそうだったように、難しいことも変に気取ったことも言っていません。

ただ、当たり前の歌詞なのに、気付かされることがあります。

例えば、ライブの中盤に披露された、映画の主題歌にもなったヒット曲『儚くない』のサビではこう歌っています。

 

 「“儚いから美しいなんて 命には当てはまらなくていい”」*3

 

何かと人は、短命なものに特上の価値を見出しがちだと思います。

それは人の命に対しても一緒で、夭折した有名人をより神格化して捉えていたりとか、自分を犠牲にして誰かを救った人を持ち上げたりとか・・・。

それ自体は決して間違いじゃないと思うんです。

でも、やっぱり、大好きな人には生きていてほしいですよね。

誰も別れを望んじゃいない、それが人の本音なんだと思います。

ただ、この歌を聴いていると、そんな当たり前のことを眼前に突き付けられているような感じがして・・・。命の尊さとか、人と巡り会えたことの有り難さとかを思い知らされるような気持ちになります。

きっと、誰にでもわかる/共通する当たり前のことの価値や意味に、改めて気付きを与える歌を歌うからこそ、「SUPER BEAVER」はあらゆる世代に感動を与えるロックバンドとなり得たのでしょう。

 

▶︎そして終演

ひたすら歌い、踊り、弾けた2時間弱💃🕺

遂に最後の歌になりました。

ライブ後、母👩から聞いたとこによると、SUPER BEAVER」は11曲を大事にしているから、アンコールは基本的にしないとのこと。

というわけで、このライブ、名実ともに最後の歌となったのは『小さな革命』

これまた、感動を与えるナンバーです🥹

自分の人生をよりよくするため、何かを前向きに変えていこう!

たとえそれがどんなに小さなことでも、自分の力で“小さな革命”を起こしていこう!!

そんな風に思わせてくれる歌でした。

ライブという特別な時間を終え、現実に戻っていく観客たちへの餞(はなむけ)の言葉だったのかもしれません。

 

遂に終演です😭

 

「“あっという間に終わってしまうよ”」*1

 

何度も言った通り、「SUPER BEAVER」のファンと言えるかも微妙だったエゾシカ🫎

この2時間弱で、彼らの魅力をこれでもかと食らってしまいました😄

いい体験でした・・・。

惜しむらくは、弟👦が来れなかったこと。

今度は、皆で「SUPER BEAVER」のライブに行きたい!!🦫

“ビーバーファン”の家族でね!!

 

それでは今日はここまでです!

バイバイ!!👋

*1   SUPER BEAVER『閃光』作詞作曲 柳沢亮太

*2   SUPER BEAVER『めくばせ』作詞作曲 柳沢亮太

*3   SUPER BEAVER『儚くない』作詞作曲 柳沢亮太